10日目(8/26) マサイ・マラ滞在 4日目
<この日の教訓>
- ヌーの川渡りを見るにはひたすら待とう。
- 乾季でも雨が降るんだ・・・。
- マサイ・マラはまさに「野生の王国」。毎日、新たな発見がある。
- Tuskerビールはそこそこいける。
<本文>
6:00前に起床し、6:30過ぎからゆっくり朝食。8時に予定通りにお弁当をホテルのフロントでピックアップしてピクニックに出発です。この日がマサイ・マラでの最終日だったので、再びジョセフに「ヌーの川渡りを見たい。」とリクエストしました。ホテルを出てすぐにところにイボイノシイの集団がいました。イボイノシシは走っていくときには尻尾をピンと立てて、チョコチョコと足を動かして進んでいきます。ニコニコママはこの姿が大変気に入ったらしく、すっかりイボイノシシのファンになり、イボイノシシを見つけては家族みんなが「イボちゃん、イボちゃん」と言っていたため、運転手のジョセフまで「イボちゃん」と呼ぶようになりました。
まずは、川沿いに向かいましたが、ヌーの姿はほとんど見られず、草原のほうに向かいました。前日、ライオンがヌーを食べていたあたりに行くと、若いオスのライオンが4頭も集まって寝そべっています。ライオンは家族で行動しますが、若いオスは一定の年齢になると、家族を離れて行動するようです。それから立派な一人前になるとメスをめとって、家族の長になるようですが、この4頭達はそこまでには至らない若いライオンのようです。ライオンのオスと言えば、あの威風堂々たるたてがみがトレードマー
クですが、若いライオンの場合は、たてがみもそれほど長くはありません。一見するとメスと見間違えそうになりますが、よく顔を見るとほっぺたから顎の辺りににかけて、まだまだ成長途上のたてがみを見つけることができます。このライオンから100mほど距離をとったところにトムソンガゼル、シマウマ、トピなどの草食動物達がいましたが、みんなライオンのほうを向いてじっと立っています。「さっさと逃げればいいのに・・・」と思うのですが、何故か動かずじっとしているのです。ライオンはそれほど長距離を走ることができないので、はじめの一撃を回避することができれば、草食動物達は逃げ切れるらしく、一定の距離を保っていると安全は確保できるらしいのです。ライオンたちは、少し近くを歩いたりしていましたが、特段ハンティングをする様子もなくのんびりとしていました。
その場を離れて、暫く走ると10頭弱のゾウの集団に会いました。赤ちゃんがいてたので以前に会った集団と同じかもしれません。ゾウたちに別れを告げて、二日前の早朝ゲーム・ドライブと同じようにケニアとタンザニアの国境方向に向かいました。あまり高くない木が集まったところに近づくと、そこにはハイエナの巣がありました。はじめは数匹が目に入っただけでしたが、よく見ると全部で20匹ぐらいいました。どれも目がクリッとして
いてかわいい顔をしています。ここから暫く行ったところで、お昼の時間になりました。草原の中の道沿いに立っている高めの木のしたに本当に簡単な石とコンクリートで積上げたテーブルがあり、そこでランチをすることになりましたが、そこはライオンやチーターなんかが住んでいるのと同じ
草原の中であり、しかも囲いも何もありません。「大丈夫かなぁ・・・」とちょっと不安げになりますが、ジョセフは何ら気にする様子もありません。また、200~300m先でも同じような木の下で同じようにランチをしている人たちがいたので、「こんなもんかなぁ・・・」と思いながらランチにしました。肉食獣は朝か夕方に狩りを済ませ、昼下がりは寝そべっているとは分かっていながらも、どこか不思議な気分でした。
ランチを済ましてマラ川沿いにホテルまで帰り、ヌーの川渡りのチャンスをうかがうことにしましたが、途中でライオンがいるとの情報が入りました。川沿いから少し上がった丘の上に潅木が茂っているところがあり、そこに行ってみるとライオンの家族が昼寝をしています。遂に立派なたてがみをしたオスのライオンに出会うことができました。2頭いましたが、2頭とも熟睡していたのが少し残念でしたが・・・。ま
た、メスライオンや子供のライオンもいて、全部で10頭弱のライオンが昼下がりの休憩をしていました。
その後、再びヌーの川渡りを求めてマラ川の方向に向かいました。マラ川の近くまで来ると、向こうの堤防にヌーが相当数集まっているのが見えました。既に何台かの車がヌーの川渡りを見ようと集まっていましたが、ヌーを刺激してはいけないので、こちら側の堤防から少し離れたところに停止しています。ジョセフも同じようにが、堤防から数百メートル離れたところで車を止めました。これが最後のチャンスなので暫く待つことにしました。大きな群れの中にもいくつもの小集団があり、なかには堤防の際のほうに近づくような格好をするもの、なかには堤防から離れてずっと向こうのほうへ行ってしまうものなどがいます。ただ、堤防から河原までは結構な崖のようになっており、ヌーが河原まで下りていける場所からは離れたところにしか集まっていません。双眼鏡で何度も覗きましたが、河原に下りることのできるポイントへ近づく気配も見れませんでした。そうこうするうちに雨がポツポツと落ちてきたので、1時間弱待ちましたが、あきらめて帰ることにしました。ジョセフが知り合いのドライバーに話しかけていたので、後で何を話していたのかを聞いたところ、このドライバーのお客さんは朝の10時から待っていたとのことでした。その他にもマラ・セレナ・ホテルの食堂で隣の席になったドイツから来た年配の夫婦もいました。これらの人々を後にしてニコニコ家族はホテルに戻ることにしました。ホテルに戻ると3時頃になっていました。
翌日は7時の出発なので、少しトランプをしたあと、荷造りを全て終えてマラ・セレナ・ホテルでの最後の夕食に向かいました。雨が随分強くなっていて、「乾季といってもこういうこともあるんだなぁ」といったぐらいしっかりと降っていました。
ケニアのホテルでは食事では飲み物だけを別途注文するというシステムになっているようですが、お酒があまり得意でないニコニコパパはコーラばかりを注文していました。しかしながら、サファリで最後の夕食だったので、ケニアNo.1ビールのTuskerビールを注文することにしました。Tuskerビールのラベルにはゾウさんの絵が描いてあります。飲んでみるとLagerと書いているにも関らず、結構、すっきりした味でした。
食事をしていると、ニコニコ家族が立ち去ったあともヌーの川渡りを根気強く待っていた年配のドイツ人夫婦に会ったので、川渡りを見られたかどうかを聞いてみました。するとご主人が興奮気味に、「3時間待ったけど、見れたんですよ!!。これまでケニアに来てるけど、見ることができなくて、これを見るためにまた来たんですよ!!。」と話してくれました。横から奥様が「とても経験豊富なドライバーだったんだけど、『今日渡っていないヌーが結構いたので、明日もきっと渡りますよ。』と言ってましたよ。」と教えてくれました。
「あーあ!。もう少しがまんすりゃ良かったな・・・。」とニコニコパパとニコニコママはちょっと後悔してしまいました。
ヌーの川渡りは初日に小規模なものを見ることができたものの、何百頭がどんどん川に飛び込むような大規模なものを見ることは、最後までできませんでした。それでもマサイ・マラは本当に「野生の王国」という言葉がぴったりで、毎日、いろんな新しい発見がありました。初めは、「毎日2回ゲーム・ドライブに出てたら、すぐに飽きるんじゃないかなぁ・・。」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。「お勧め図書」の部分で紹介している岩合さんや小倉さんがこの地に魅せられて長期滞在なさったお気持ちが分かるような気がしました。
| 固定リンク

コメント