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2006年9月23日 (土)

10日目(8/26) マサイ・マラ滞在 4日目

<この日の教訓>

  1. ヌーの川渡りを見るにはひたすら待とう。
  2. 乾季でも雨が降るんだ・・・。
  3. マサイ・マラはまさに「野生の王国」。毎日、新たな発見がある。
  4. Tuskerビールはそこそこいける。

<本文>

6:00前に起床し、6:30過ぎからゆっくり朝食。8時に予定通りにお弁当をホテルのフロントでピックアップしてピクニックに出発です。この日がマサイ・マラでの最終日だったので、再びジョセフに「ヌーの川渡りを見たい。」とリクエストしました。ホテルを出てすぐにところにPict0001_2イボイノシイの集団がいました。イボイノシシは走っていくときには尻尾をピンと立てて、チョコチョコと足を動かして進んでいきます。ニコニコママはこの姿が大変気に入ったらしく、すっかりイボイノシシのファンになり、イボイノシシを見つけては家族みんなが「イボちゃん、イボちゃん」と言っていたため、運転手のジョセフまで「イボちゃん」と呼ぶようになりました。

まずは、川沿いに向かいましたが、ヌーの姿はほとんど見られず、草原のほうに向かいました。前日、ライオンがヌーを食べていたあたりに行くと、若いオスのライオンが4頭も集まって寝そべっています。Pict0006ライオンは家族で行動しますが、若いオスは一定の年齢になると、家族を離れて行動するようです。それから立派な一人前になるとメスをめとって、家族の長になるようですが、この4頭達はそこまでには至らない若いライオンのようです。ライオンのオスと言えば、あの威風堂々たるたてがみがトレードマーPict0015クですが、若いライオンの場合は、たてがみもそれほど長くはありません。一見するとメスと見間違えそうになりますが、よく顔を見るとほっぺたから顎の辺りににかけて、まだまだ成長途上のたてがみを見つけることができます。このライオンから100mほど距離をとったところにトムソンガゼル、シマウマ、トピなどの草食動物達がいましたが、みんなライオンのほうを向いてじっと立っています。「さっさと逃げればいいのに・・・」と思うのですが、何故か動かずじっとしているのです。ライオンはそれほど長距離を走ることができないので、はじめの一撃を回避することができれば、草食動物達は逃げ切れるらしく、一定の距離を保っていると安全は確保できるらしいのです。ライオンたちは、少し近くを歩いたりしていましたが、特段ハンティングをする様子もなくのんびりとしていました。

その場を離れて、暫く走ると10頭弱のゾウの集団に会いました。赤ちゃんがいてたので以前に会った集団と同じかもしれません。Pict0042_1ゾウたちに別れを告げて、二日前の早朝ゲーム・ドライブと同じようにケニアとタンザニアの国境方向に向かいました。あまり高くない木が集まったところに近づくと、そこにはハイエナの巣がありました。はじめは数匹が目に入っただけでしたが、よく見ると全部で20匹ぐらいいました。どれも目がクリッとしてPict0046_1いてかわいい顔をしています。ここから暫く行ったところで、お昼の時間になりました。草原の中の道沿いに立っている高めの木のしたに本当に簡単な石とコンクリートで積上げたテーブルがあり、そこでランチをすることになりましたが、そこはライオンやチーターなんかが住んでいるのと同じPict0082_2 草原の中であり、しかも囲いも何もありません。「大丈夫かなぁ・・・」とちょっと不安げになりますが、ジョセフは何ら気にする様子もありません。また、200~300m先でも同じような木の下で同じようにランチをしている人たちがいたので、「こんなもんかなぁ・・・」と思いながらランチにしました。肉食獣は朝か夕方に狩りを済ませ、昼下がりは寝そべっているとは分かっていながらも、どこか不思議な気分でした。Pict0099

ランチを済ましてマラ川沿いにホテルまで帰り、ヌーの川渡りのチャンスをうかがうことにしましたが、途中でライオンがいるとの情報が入りました。川沿いから少し上がった丘Pict0103の上に潅木が茂っているところがあり、そこに行ってみるとライオンの家族が昼寝をしています。遂に立派なたてがみをしたオスのライオンに出会うことができました。2頭いましたが、2頭とも熟睡していたのが少し残念でしたが・・・。まPict0106た、メスライオンや子供のライオンもいて、全部で10頭弱のライオンが昼下がりの休憩をしていました。

その後、再びヌーの川渡りを求めてマラ川の方向に向かいました。マラ川の近くまで来ると、向こうの堤防にヌーが相当数集まっているのが見えました。既に何台かの車がヌーの川渡りを見ようと集まっていましたが、ヌーを刺激してはいけないので、こちら側の堤防から少し離れたところに停止しています。ジョセフも同じようにが、堤防から数百メートル離れたところで車を止めました。これが最後のチャンスなので暫く待つことにしました。大きな群れの中にもいくつもの小集団があり、なかには堤防の際のほうに近づくような格好をするもの、なかには堤防から離れてずっと向こうのほうへ行ってしまうものなどがいます。ただ、堤防から河原までは結構な崖のようになっており、Pict0090ヌーが河原まで下りていける場所からは離れたところにしか集まっていません。双眼鏡で何度も覗きましたが、河原に下りることのできるポイントへ近づく気配も見れませんでした。そうこうするうちに雨がポツポツと落ちてきたので、1時間弱待ちましたが、あきらめて帰ることにしました。ジョセフが知り合いのドライバーに話しかけていたので、後で何を話していたのかを聞いたところ、このドライバーのお客さんは朝の10時から待っていたとのことでした。その他にもマラ・セレナ・ホテルの食堂で隣の席になったドイツから来た年配の夫婦もいました。これらの人々を後にしてニコニコ家族はホテルに戻ることにしました。ホテルに戻ると3時頃になっていました。

翌日は7時の出発なので、少しトランプをしたあと、荷造りを全て終えてマラ・セレナ・ホテルでの最後の夕食に向かいました。雨が随分強くなっていて、「乾季といってもこういうこともあるんだなぁ」といったぐらいしっかりと降っていました。

ケニアのホテルでは食事では飲み物だけを別途注文するといPict0114うシステムになっているようですが、お酒があまり得意でないニコニコパパはコーラばかりを注文していました。しかしながら、サファリで最後の夕食だったので、ケニアNo.1ビールのTuskerビールを注文することにしました。Tuskerビールのラベルにはゾウさんの絵が描いてあります。飲んでみるとLagerと書いているにも関らず、結構、すっきりした味でした。

食事をしていると、ニコニコ家族が立ち去ったあともヌーの川渡りを根気強く待っていた年配のドイツ人夫婦に会ったので、川渡りを見られたかどうかを聞いてみました。するとご主人が興奮気味に、「3時間待ったけど、見れたんですよ!!。これまでケニアに来てるけど、見ることができなくて、これを見るためにまた来たんですよ!!。」と話してくれました。横から奥様が「とても経験豊富なドライバーだったんだけど、『今日渡っていないヌーが結構いたので、明日もきっと渡りますよ。』と言ってましたよ。」と教えてくれました。

「あーあ!。もう少しがまんすりゃ良かったな・・・。」とニコニコパパとニコニコママはちょっと後悔してしまいました。

ヌーの川渡りは初日に小規模なものを見ることができたものの、何百頭がどんどん川に飛び込むような大規模なものを見ることは、最後までできませんでした。それでもマサイ・マラは本当に「野生の王国」という言葉がぴったりで、毎日、いろんな新しい発見がありました。初めは、「毎日2回ゲーム・ドライブに出てたら、すぐに飽きるんじゃないかなぁ・・。」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。「お勧め図書」の部分で紹介している岩合さんや小倉さんがこの地に魅せられて長期滞在なさったお気持ちが分かるような気がしました。

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9日目(8/25) マサイ・マラ滞在 3日目

<この日の教訓>

肉食獣が草食動物の狩りをするハンティングのシーンは「見れたら超ラッキー」ぐらいの気持ちでいよう。

<本文>Pict0053

この日は朝食を終えてからのゲーム・ドライブです。6:30に食堂に行くと、朝日がとても綺麗でした。

予定通り8:00にホテルを出発し、今回も「ヌーの川渡りを見れる場所」とリクエストをしました。マラ川のほとりに来ると、Pict0060_1昨日と同じくカバやワニがいます。少し遠くのほうでワニが空に向かって大きな口を広げ、50cmぐらいの肉の塊のようなものを飲み込んでいます。小動物を丸のみにしたのかなと思っていましたが、どうやら、ヌーかシマウマの足などのようでした。ワニは捕獲した動物をすぐには食べず、殺してから川べりに置いてふやかしてから、バラバラにして丸のみするらしいのです。

しばらく先に進むと、ヌーとシマウマの大群が川べりまでPict0079_1降りてきています。またもや「今度こそ川渡り」と期待して、川べりに近づきます。ところが、前日と同じように水を飲んだ者から陸に上がり、川を渡る気配は全く見られません。それでも本当にたくさんのヌーとシマウマが川べりに並んで水を飲んでいるところは、壮観です。ワニがいてる川なのにヌーもシマウマもかなり大胆に膝がつかるくらい川の中まで入ってきます。そのくせ、何かの気配を感じると、一斉に陸まで一目散に駆け上がり、川べりはもぬけの殻になります。何も無いことを確認すると、恐る恐る再び川べりに近づき、水を飲み始めます。こうした風景を30分ぐらい見ていたでしょうか、川べりに並んで水を飲んでいたヌーの一群でニコニコ家族の車のほうの一番近くの手前にいるヌーにどこからともなく近づいてきたワニが、一瞬のうちに噛み付きました。脚に噛み付かれたのPict0083で致命傷には至りませんが、ヌーは水中に引きずり込まれていきます。何とか必死に顔を水上に出して抵抗しますが、遂にヌーの体は水中に沈んで見えなくなりました。どこに行ったのだろうかと思って引き続き見ていると、2~3分後、少し下流の川の真ん中にヌーの死体が浮き上がってきました。

一斉に水を飲む姿は壮観でしたが、これ以上待っていても川渡りをする様子が無かったので、その場をあきらめて別のところに進みました。すると、今度は若いオスのライオン2頭が潅木の茂みの中にいました。2頭とも眠っている様子はありませんが、何かを狙っている様子も見られません。ただ、頭を上げて周りを見渡しています。

少し離れたところにヌー、シマウマ、インパラなどがいますが、さすがにライオンの気配を感じており、ライオンのほうをじっと見ています。ケニアに実際に来てみて感じたことは、草食動物達は実にのんびりとしているということです。ライオンやチーターなどの外敵がいるのと同じ草原にいるという意識が全く無いかのようです。よく、アフリカの大自然をテレビなどで特集するときは、どうしてもライオンやチーターが獲物を捕らえるハンティングのシーンなどが中心となってしまいますが、こういうシーンに出会うことは実はあまりありません。ゲーム・ドライブではとても運が良い場合しか、ハンティングをするシーンに出会えないようです。想像するに、ハンティングそのものが短時間で終わってしまうことも去ることながら、圧倒的にたくさんいる草食動物に対して、肉食動物はほんの少ししかいないからだと思います。

「このライオンはハンティングをするつもりは無いのかな?」と思って、その場を離れようとしたときに、1頭のライオンがヌーに狙いを定めて走り出しました。ところが、少し距離があったのか、すぐにヌーたちに気づかれてしまい、ヌーは一目散に逃げ出しました。ライオンはそれほど走るのは速くないので、すぐにあきらめてしまい、ハンティングは失敗に終わりました。

この時点で11:00近くになっていたので、ホテルに戻り16:00スタートの夕方のゲーム・ドライブまで、前日と同じく、トランプ、読書、ブログ原稿作りに励みました。

16:00に再びゲーム・ドライブに出発です。再び「ヌーの川渡りを見たい」とジョセフに告げ、川沿いを走ってもらいましたが、ヌーが川沿いに集まっている場所が見つからず、朝と同じようにワニやカバを見ていました。その後、何匹かのゾウに出会い、午前中にヌーがたくさんいた場所に再び向かいましたが、あれほどたくさんのヌーがひっきりなしに水を飲みに訪れていたのに、午後になると全然いなくなっていました。ヌーの動きはすごくゆっくりしているのですが、「ゆっくり歩いていても時間が経つとこんなに動くんだ・・」と家族みんなで関心していました。午前中はその地点からあまり離れていないところで、オスのライオン2頭に出会い、ヌーのハンティングを失敗したところを見たのですが、再びその近くに行ってみると、朝の2頭のライオンが仕留めたヌーを食べているところに出会いました。午前中は失敗したけど、Pict0109その後がんばったみたいです。近くまで行ってみると、ガリガリ音をたてて肉のついた骨にかぶりついています。ヌーにとっては気の毒ですが、こうした形でアフリカの生態系の歯車が回っていることを実感しました。暫くその場でライオンの夕食を見ていました。家族で暮らしているライオンの場合は、主にメスPict0111_2が狩りをするのですが、家族を持っていない独身のオスの場合は自分で狩りをするようです。図鑑などで見るとライオン、ヒョウ、チーターなどは全て猛獣でたてがみの有無や斑点の有無ぐらいしか違いは分からず、ライオンだけがどうして「百獣の王」と言われるのかよく分かりませんが、実際に見てみると、ライオンはチーターと比べると本当に大きくて、いかにも力が強そうなのが伝わってきて、「百獣の王」という言葉が実感できました。逆にチーターは体は小ぶりで走るのが速いだけあって、体全体がほっそりしていて頭も小さいのですが、それだけにとても洗練された美しさを感じます。

この日も結局ヌーの川渡りを見ることはできませんでしたが、午前中のワニがヌーを襲うところや、午後のライオンの食事といったシーンといったアフリカの生き物の繋がりを実感できた一日でした。

翌日はピクニックをするよとジョセフが言っていたので、ホテルで夕食を済ました後、ピクニック用のお弁当をフロントで注文しました。レッドミール(牛肉)、ブルーミール(鶏肉)、グリーンミール(野菜)の3種類があったので、それぞれ好みのものを頼んで部屋に戻り、明日に備えました。

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2006年9月18日 (月)

8日目(8/24) マサイ・マラ滞在 2日目

<この日の教訓>

特になし。

<本文>

この日は早朝サファリ・ドライブだったので、5:30に起床し朝食は取らずに6:30に出発です。ジョセフはマラ川とは逆の方向に向かいました。ヌーの移動している大群のある方向に車は向かいました。ケニアのマサイ・マラ動物保護区は、タンザニアのセレンゲティ国立公園と完全に繋がっています。この二つを分けるのは人為的に地図上に作られた国境だけです。ここにはヌーが150万頭~200万頭いると言われています。そのヌーの大群がタンザニアのセレンゲティ国立公園から乾季になると餌の草を求めてマサイ・マラに移動してきます。マサイ・マラでひとしきり餌を食べた後、セレンゲティ国立公園に戻るというサイクルを一年を通じて繰り返します。その途上で彼らの行く手を阻むマラ川がマサイ・マラ動物保護区にあるのですが、彼らは勇猛果敢にこの川渡りに臨むのです。このヌーの大群の大移動を英語ではMigrationと表現し、マサイ・マラで売っている公園の地図にもヌーが川をよく渡る場所を「Major Migration Point」と表示されていることもあります。

150万頭とか200万頭とか、どんなものか想像がつきませんが、ヌーが集まっているところにいくと本当に「ヌーだらけ」です。Pict0060アンボセリ国立公園にもたくさんのヌーがいますが、マサイ・マラのヌーの数は桁違いです。黒っぽい色をしているのですが、遠くから見るとアリの行列のようです。「150万頭とか200万頭って一体どうやって数えるんだろう?」と感じてしまいます。これだけの数が至るところにいるわけなので、ヌーの川渡りは一日で終わるはずはなく、いろんなところで何日にも亘って発生しているということが、現地に行くとよく分かりました。

ヌーはシマウマと仲が良く、ヌーの群れとシマウマの群れが一緒になっているところを良く見かけます。一方で、ジョセフによるとゾウはヌーの臭いを嫌うらしく、ヌーのいるところは避けるらしいです。ヌーは結構走るのが速く、時速60kmぐらいで走ります。そこそこのスピードで車を走らせているときにヌーに近づくと、ヌーはすぐには逃げずに、何故か「こいつ何だろう?」といった感じで近寄ってくる車の方向をボッーと見つめています。そして、車がさらに近づいてぶつかりそうになるころになって、漸くいきなり踵を返すように、体を反転させて向こうへ走り出します。ところが、車からそのまま離れていけばいいものを、何故か車と暫く並走し、次に車の前をわざわざ横切って、はじめいたのとは反対側の方向へ走っていくのです。この走って行く姿は本当に滑稽です。

こんな感じで暫く走っていくと高さ1m強で白くててっぺんの尖った部分を切り落とした形をした三角錐のような柱が立っていました。車がその三角錐に近づくと、ジョセフは「車から降りてごらん。」と言ってくれました。てっぺんの平らな部分の真ん中に線が引いてあり、線の片方に「K、1」もう片方に「T、19」と書いています。Kがケニアの頭Pict0074_1文字、Tがタンザニアの頭文字を指しており、真ん中の線は国境を示しています(19と1の番号はよく分かりませんでした)。この柱が2km毎に立っているらしいです。これ以外に国境を示す柵なんかは何にもなく、これを見ていると、「アフリカの国境はヨーロッパ人が勝手に地図の上に作ったんだぁ。」ということが実感できます。

この柱から少し走ったところに小さな水の流れがあり、その流れに沿って木が並んでいます。こういう木の上にヒョウが隠れていることがあるので、ジョセフが探してくれたのですが、結局見つかりませんでした。数あるアフリカの動物の中でも、ライオン、ゾウ、サイ、水牛、ヒョウはビッグ・ファイブと呼ばれています。今回の旅行ではヒョウだけには出会うことができませんでした。

その後、車は草原の中をゆっくりと走りました。途中、ジャッカルに出会いましたが、ジャッカルは臆病者なので、素早く逃げていきました。さらに進んでいくとハゲワシが集まっているところがありました。ハゲワシは通常はところどころにある木のてっぺんでじっとしているのですが、何故か草原のど真ん中に20~30羽も集まっています。Pict0071_1車で近くに寄ってみると、ライオンかなにかが食べ残したヌーの死骸を集団で食べています。ハゲワシはするどい嘴を持っており、また普通のワシとは違って名前が示すように頭に毛が生えていないため、死んだ動物の体の奥まで頭を突っ込んで肉片を引きちぎることができるのです。たくさんのハゲワシが1頭のヌーの死骸に群がって餌の取り合いをしています。なかには羽を目一杯広げて威嚇しているものもいます。羽を一杯に広げると2mもあってとても大きいです。

ハゲワシの集団を後にして暫く進むと、また同じようなハゲワシの集団が見つかりました。再び近づくと、今度も同じようにヌーの死骸が横たわっていましたが、ハイエナがヌーの死骸の上に乗ってPict0082_1一生懸命食べているところを、ハゲワシが隙を見ては横取りを狙っているところでした。ハイエナは「ハイエナのような奴」という表現もされるようにとかく印象の悪い動物ですが、近くで見ると目がくりくりしてなかなかかわいい顔をしています。もっと小さいという印象を持っていましたが、実際に見てみると結構大きな体をしています。ライオンよりも力が強いと言われる顎でライオンの食べ残しでもガリガリとかじって食べていきます。ハイエナってライオンの食べ残しばかりを食べると言われていますが、実は自分でも狩りをすることがあるらしく、時にはハイエナが仕留めた動物をライオンが横取りすることもあるそうです。ハイエナの体型は少し変わっていて、前足から頭は立派なのに、後ろ足は貧弱です。そのためあまり速く走ることができません。かわりに強い顎と消化器官を持っているのでライオンなどの食べ残しで生き残ることができるのですが、そのせいで「ハイエナのような奴」と言われるようになってしまいました。でも、くりくりしたかわいい目をして食べ残しを無駄にしないように一生懸命食べている姿を見たニコニコパパはハイエナのファンになってしまいました。

こうしていると9:00近くになり、この日の早朝ゲーム・ドライブは終了しました。

ホテルに戻り、ゆっくりと朝ごはんをいただきました。夕方16:00スタートのゲーム・ドライブまでは十分時間があったので、トランプ、読書、ブログの原稿作りをして過ごしました。

16:00に再びゲーム・ドライブに出発です。今回は「ヌーの川渡りが見たい。」とジョセフに告げ、マラ川の方向を中心に回ってもらうようにしました。前日、ヌーが川を渡った辺りに行くとヌーが川べりに降りていっているので、川渡りを期待して見に行きました。ところが、川べりまで降りて行くのですが、水を飲んだ者から陸に上がって来た方向に戻っていきます。暫く待っていましたが、全く川を渡る気配がないので、あきらめて他の動物を見に行くことにしました。ヌーやシマウマはたくさんいますが、次によく目にするのはトムソンガゼル・グランツガゼル・インパラ・トピ・エレントなどの鹿の仲間です。時々、イボイノシシやハイエナなどが見つかり、川を覗くとカバがたくさんいます。Pict0003実はカバは結構凶暴らしく、一度、川べりでジョセフが「車から降りていいよ。」と言ってくれたときも「カバには気をつけないといけないよ。」と言っていました。カバはたいていは水の中にいますが、時々陸に上がって草を食べます。通常は夜の間に草を食べて昼間は涼しい川の中にいるらしいのですが・・・。

そうして暫く走っていると、ゾウの集団に出会いました。マサイ・マラではアンボセリほど頻繁にゾウに会うことはありませんが、ときおりゾウの集団にも出会うことができます。このとき出会ったゾウの集団には生まれてそれほど日が経っていないと思われる子ゾウがいました。Pict0011アンボセリでも子ゾウを見ることがありましたが、この時見た子ゾウはもっと小さくてかわいかったです。生まれたてでも100kgを超す体重があるので、この子ゾウも200kgぐらいの体重はあるのでしょうが、大きなもので6トンにもなる親ゾウに囲まれているととてもかわいかったです。

ゾウを後にすると、今度はオスの若いライオンを見つけました。若いオスライオンはメスのいるような集団に属することはなく、Pict0017一人でいたり、同じような境遇のオスライオンでグループを形成することが多いらしいです。オスライオンはたてがみがありますが、若いうちはそれほど長くないので、パッと見るとすぐにはオスかメスかが分かりません。このオスライオンもそういった感じのライオンでした。

東京都にある多摩動物園ではライオンバスというバスがあり、このバスは外側の窓のところにライオンの餌となる肉片をつけてライオンのいるエリアに入っていきます。そうするとライオンはバスに寄って来て窓のところにつけてある肉片を食べていきます。ライオンが近寄って肉片を食べていくのは結構迫力があります。ニコニコ家族のみんなもこのライオンバスに乗った経験があるので、「アフリカのライオンも同じように人が近寄ると食べに来るんだろうか・・・。」と思っていました。だから、「車高が2mぐらいあるとは言っても、天井が大きく開いている車に乗って大丈夫かなぁ?」と心配していました。ところが、ニコニコ家族の乗った車はこれでもマシで、なかには車体の側面に窓の付いていないジープタイプの4WD車もあります。そんな車に乗っている人は、地面から1mぐらいのところで窓も無く全開となっており、「ライオンが飛び込んできたらすぐにガブリとやられてしまうんじゃないか?」と感じてしまうほどです。でも、ライオンは人間には目もくれません。Pict0018_1この若いオスライオンも5mくらいしか離れていないところで見ていましたが、車を気にすることなく自分のペースで悠然と水のあるほうに歩いていきました。このライオンは狩りをする気はなさそうだったので、ニコニコ家族もその場を離れ、そろそろ日が傾きかけてきたのでホテルに戻ることにしました。ホテルに戻る途中、チータの親子がいるという情報が入りました。既にたくさんの車が輪になって終結している真ん中の土の盛り上がったところにチーターの親子がたたずんでいました。前の日にみた赤ちゃんチーターよりも大きめの子供たちが5頭いました。Pict0044_3

その後、ホテルに向かいましたが、夕日がとても綺麗でした。ホテルで夕食を済まし、翌日に備えました。

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2006年9月17日 (日)

お薦め書籍

今回の旅行で参考にした書籍は下記の通りです。

1. 地球の歩き方(東アフリカ)

ガイドブックとして必要な情報はほぼ網羅されています。

Book 東アフリカ〈2006~2007年版〉タンザニア・ケニア・エチオピア・ウガンダ

販売元:ダイヤモンドビッグ社
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2. 生きもののおきて

動物写真家 岩合光昭さんのフォトエッセイ集です。ケニアに行く前は、「ふーん、そうなのか・・・」といった感じで、少しピンと来ないこともありますが、実際にケニアに言ってみると「確かにそうだよな・・・。」と感じることが多々あります。

生きもののおきて Book 生きもののおきて

著者:岩合 光昭
販売元:筑摩書房
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3. フィールドガイド・アフリカ野生動物

簡単に言うと「ポケット 動物図鑑」です。写真と解説が充実しており、サファリで見た動物のところを読んでみると面白いです。著者は、「沈まぬ太陽」の主人公のモデルとなった方です。

フィールドガイド・アフリカ野生動物―サファリを楽しむために Book フィールドガイド・アフリカ野生動物―サファリを楽しむために

著者:小倉 寛太郎
販売元:講談社
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4. 沈まぬ太陽(1)

「フィールドガイド・アフリカ野生動物」の著者の小倉寛太郎さんが主人公のモデルとなっている山崎豊子作の小説です。航空会社のケニア支店勤務の主人公の描写を通じてケニアの生活、サファリの様子なども伝わってきます。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) Book 沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
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5. 沈まぬ太陽(2)

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) Book 沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

6. 沈まぬ太陽(3)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 Book 沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

7. 沈まぬ太陽(4)

沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) Book 沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

8. 沈まぬ太陽(5)

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) Book 沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年9月16日 (土)

7日目(8/23) ナクル湖からマサイ・マラへ

<この日の教訓>

  1. Lake Nakuru Lodgeの朝ごはんは定刻の6:30より前から開いている。
  2. マサイ・マラ動物保護区はとても広く、ゲートをくぐってからホテルに到着するまで結構距離がある。ヌーの川渡りを見たい人は、マラ川に近いホテルを選ぼう。
  3. ヌーの川渡りは何日もいろんなところで発生している(一日で全て終わるわけではない)。

<本文>

7:00の出発に備えて5:00過ぎに起床し、荷造りを完了してから6:00過ぎに食堂へ。朝食を済まして予定の7:00にLake Nakuru Lodgeを出発し、マサイ・マラ動物保護区に向かいました。車はナクル湖脇の東の道路を北に向かいます。湖を左の方向に見ながら進むとあちこちでフラミンゴが餌をついばんでいます。そうして進んでいるとジョセフが湖の手前の林の方向を指して「クロサイがいる。」と教えてくれました。車から50mほど湖よりのところに木の葉か実を食べているクロサイが2頭いました。クロサイと言っても色はシロサイと変わらないので素人にはよく分かりません。ジョセフによると、クロサイはシロサイとは違って危険で、自動車にも突進してくることがあるので、車を止めて見ることはできないとのことでした。どうも、目が悪いらしく、外敵らしいものが近づいてくると、まずは突進して倒してから敵かどうかを確かめるらしいのです。

ケニア第3の都市ナクルの朝の町を車が通り過ぎて行きます。丁度、朝のラッシュの時間なので、仕事や学校に向かう車、自転車、徒歩の人たちが、あちらこちらにいます。ナクルの町を出て、暫く走ったところで南に折れマサイ・マラを目指しました。ここからマサイ・マラまでは300km弱で休憩も入れて約6時間の行程です。

途中から舗装した道路から赤い土の道路に変わり、車は山地の農村地帯に入っていきました。この当りはナクル湖と同じように一年Pict0001_1 中適度に雨が降るようであり、緑が多く紅茶、とうもろこしなどの農産物が栽培されています。運転していると時々道沿いにいる子供たちが車に手を振ってくれます。道路の状態はあまりよくないので、あまり車のスピードは出ません。途中で舗装した道路が始まり、10:00頃にNarok(ナロク)に到着しました。ここで給油して少しマサイ・マラ方面に向かったところで、 お土産屋さんでトイレ休憩です。トイレを済ましたあと、Pict0155_1お土産屋さんで興味がてらに品定めをしていると、アンボセリからナイロビの途中のお土産屋さんと同じように店員が寄ってきて「たくさん買ってくれたらいい値段だすからね。」と言ってきます。石でできたイボイノシシの10cmほどの置物、同じく石でできた10cmほどのサイの置物、黒檀(Ebony)で出来た10cmほどのライオンの置物を選んだところで、値段を出してもらうと何と6,000シリング(=約1万円)!!。「話にならない。交渉する気にもならない。」と言って品物を置こうとすると「どんな値段だったら買う?」と言ってくるので、「500シリング」と回答。「それは安すぎる。じゃあ4,500シリング」と、押し問答が始まり、「800シリング以上は出せない。」と言って車のほうに行くと、店員もあきらめ今回の交渉は不成立となりました。なんという吹っかけだ!!。

再び車に乗ってマサイ・マラに向けて出発。暫く行ったところに立看板があり、「Mara Serena Hotel 150km」という表示が出てきました。実はここを基点に二つの経路があり、ジョセフの選んだルートは距離が長いほうのルートなのですが、途中からマサイ・マラ動物保護区に入って、ホテルまでの行程で動物に会うチャンスもあるほうでした。

Narokの町に入る少し前から始まった舗装された道路が途切れ、周りはすっかり緑豊かな景色から薄茶色で木々の少ない景色に変わっています。砂埃の舞い上がる道を車は進みます。時折、道の状態が悪いところに出くわすと、車もスピードを落としガッタンゴットンと前後左右にゆっくり大きく揺れながら進んでいきます。丁度12:00頃にマサイ・マラ動物保護区のゲートに到着。「そろそろホテルか・・・」と思いきや、「Mara Serena Hotel 68km」という表示が目に入り、ジョセフが「あと1時間半ぐらいかなぁ・・・」と笑って言っています。

マサイ・マラ動物保護区はとにかく広いです。アンボセリ国立公園の面積は約400平方キロ(*)ですが、マサイ・マラ動物保護区は約2,000平方キロもあり、大阪府と同じくらいの面積があるそうです。また、マサイ・マラ動物保護区はタンザニアとの国境の南にあるセレンゲティー国立公園と物理的には一体となっています。セレンゲティ国立公園の面積は15,000平方キロ弱であり、これは東京・千葉・神奈川・埼玉を合わせた面積よりも広いそうです。マサイ・マラ動物保護区にはところどころ高台になっているところがあり、そこからの眺めは「どこまでもつながるサバンナ」といった感じです。

*・・・かつては3200平方キロだったそうですが、温暖化の影響などで草の生えている地域が減って、今では動物のいる地域の面積はこうなっているようです。

こんなサバンナの中の道を車は進みますが、ジョセフは持ち前のサービス精神で無線で動物の情報を仕入れながら運転です。保護区に入るとやはりまず目に入ってくるのは、草食動物です。アンボセリとは比較にならないほどたくさんのヌーがいます。どこにでもいるというわけではありませんが、いるところには本当に数え切れないぐらいたくさんいます。車が走っている地域が川の北側だったので、ニコニコママは「もう川を渡ったんだ・・・」と残念そうな表情をしていました。実はニコニコパパもニコニコママもヌーは一日でどっと川を渡ってしまい、その一日を逃してしまうとダメだと思っていましたが、実は複数の場所で何日にも亘って、いろんなヌーの集団が川渡りをするので、チャンスは何度でもあることが後でわかりました。

そうこうしているうちに「チーターがいるらしい。」との情報をジョセフは仕入れ、道を逸れてサバンナの草原の中に車が入っていきました。アンボセリでは指定された道路から車は外れることがでPict0018 きないようでしたが、マサイ・マラではそういう制限はない(少ない?)ようであり、サバンナの草原の中をどんどん走っていきます。高台にポツンと立っている木のところにすでにバンが到着しており、ジョセフは「あそこにいるらしい」と教えてくれます。その場所に行ってみると5頭のチーターの集団が木陰で寝そべっています。アンボセリでは数百メートルも離れたところでしか目にすることができなかったチーターがほんの5mほど先のところで5頭も寝そべっている姿に出会うことができ、家族全員大感激。ニコニコママは一眼レフのシャッターを何回も切り、ニコニコパパはビデオカメラを回し、ニコニコ長女とニコニコ次女は交代でデジカメのシャッターを何回も切りました。 Pict0024_1Pict0022_1

そこから離れると今度は「ライオンがいる」との情報が入りました。暫くいくと今度は小さな水の流れのそばの木陰にメスのライオンが1頭休憩していました。Pict0029

その後、通常の車道に戻り、ホテルの方向に向かいました。途中、キ リンなどにも出会い、マラ川に掛かる橋を渡るときにはカバをたくさん見ることができました。

もうそろそろホテルというところに来たところで、道の端っこにチーターが立っていました。車を止めてみていると、ジョセフが「赤ちゃんのチーターがいるよ。」と興奮気味に教えてくれました。ちPict0040_2 ょうどサバンナの草むらと道路の切れ目のところから3頭のチータの赤ちゃんが顔をのぞかせています。生後数週間程度の赤ちゃんでとてもかわいい顔をしていますが、すぐに草むらの中に隠れてしまい、残念ながら写真を撮ることはできませんでした。ジョセフもこんな小さなチーターの赤ちゃんに出会うのは半年振りくらいらしく、しきりにラッキーを連発していました。

それから再びホテルに向かい、ホテルには14:00ころに到着しました。長旅の後なので、「16:00からのゲーム・ドライブは少しきつPict0037_3 いな・・・」と思っていると、ジョセフは「今日は、17:00スタートで短めのゲーム・ドライブにしよう。」と言ってくれました。やっぱり、自由旅行はこんな感じで融通が利くので子連れの家族旅行には助かることが多いです。

ホテルにチェックインし、すぐに昼ごはんを済まし、ゲーム・ドライブまでの間しばしの休憩を取りました。Pict0034Pict0039_1

Mara Serena Hotelは高台に位置し、斜面を使ったレイアウトになっています。周りの自然にまっちするように土壁風の黄土色の個室が並んでいます。写真だけ見ると「中も土塀か?大丈夫?」という印象を持ってしまいそうですが、中はとても綺麗で快適な個室になっています。例のごとくプールがあり、プールサイドからは「果てしないサバンナ」の景観が広がっています。マラ川にも近く、ヌーの川渡りを見たい人にはロケーションとしては文句なしです。

17:00に予定通りゲーム・ドライブに出発し、ジョセフには 「ヌーの川渡りが見たいんだよね・・・」と言いました。ホテルを出て暫くすると、先ほどのチーター親子に再び出会いました。その後、マラ川の方向に下っていきました。マラ川の堤まで来て車を止めると、Pict0044_1Pict0054_1 カバやワニがいろんなところにいます。カバは川の中に体を沈め、目・鼻・耳だけを水面に出しています。ときどき、大きな声を出したり、鯨の潮吹きのようにブファッと水を噴き上げたりします。一方、ワニの多くは河原で寝そべってじっとしていますが、なかには川に入って目と鼻を出しているものもいます。

少し川沿いにそって走ると20~30匹のヌーの集団が川沿いで水を飲んでいました。ジョセフは「もっとたくさん集まってこないと川渡りはしないと思うな~。」と言いましたが、少し待ってみることにしました。先に来ていたヨーロッパ人の若者達があきらめてそPict0052_2Pict0047Pict0045_1の場を立ち去りましたが、もう少し我慢していると、1頭のヌーが川を渡り始めました。そのヌーに続いて、1頭、1頭と集団の全てのヌーが川を渡り始めました。少し下流にワニがいましたが、1頭もワニに襲われることも溺れることもなく、全員渡り終えました。ジョセフはしきりに「ヌーを見たいと思っていったら、すぐに見れて、本当にラッキーだ。」と言っていました。

それからホテルに戻り、夕食にしました。夕食はコースとバイPict0058キングのいずれかを選ぶことができます。コースのメインは肉・魚など3種類の中から選ぶことができます。写真はオードブルです。 夕食を済まし、翌日の早朝ゲーム・ドライブに備えて9:30頃に就寝しました。マラ・セレナは、アンボセリ・セレナのように夜中に電気が切れることもなく、シャワーの水圧も十分でした。

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6日目(8/22) ナクル湖に滞在

<この日の教訓>

  1. Lake Nakuru Lodgeでシャワーのお湯が冷たくなったら、暫く時間をおこう。
  2. ナクル湖では星を見よう。
  3. トイレが気になる人はピクニックは止めておいたほうがいいかもしれない。

<本文>

前日、ジョセフからは「朝8時スタートでピクニックに行く。」と言われていたので、5:30に起床し、食堂に向かいました。前日食堂に行ったときはもう夜だったので気づきませんでしたが、Lake Nakuru Lodgeは小高い丘の上にあり、とても眺めがよく、少し遠めになってしまいますが、ナクル湖を一望できます。また、食堂の先にはテラスのようなスペースがあり、高さ1m弱の塀がありますが、その先には手付かずの自然が広がっていPict0067ます。ほんの30~40m先でインパラ、水牛、ヒヒなどの動物が朝ごはんを食べています。アンボセリセレナではホテルは鉄で出来た囲いか沼で外界とは遮断されていましたが、このロッジはもっと自然を身近に感じます。朝方、ロッジの天井からガタガタと音がしたのですが、ヒヒが屋根の上を走っていたようです。ナクル湖にはゾウがいないので、大きな囲いをする必要がないみたいです。

いつも通りのバイキング形式の朝ごはんを終え、レセプションでお弁当(*)を受け取り、ピクニックに出発しました。

*・・前日に予約しておくと用意してくれます。肉類が嫌なかたはその旨伝えておくと対応してくれます。

Lakenakuru_map

ナクル湖国立公園は湖とフラミンゴが注目されがちですが、湖の南側の丘の向こうにも公園は広がっており、こちらにもいろいろな動物がいます。ツアーのプログラムを見ているとナクル湖では一泊だけして1日目の午後と2日目の午前にゲーム・ドライブをして次の場所に移動というものが多いのですが、自由にスケジュールを組んだニコニコ家族では移動の連続による疲労を考慮してナクル湖にも2泊することにしましたので、通常のツアーよりもゆっくりとナクル湖国立公園のより広い地域を回ることができました。

ナクル湖国立公園には、ゾウやヌーはいませんが、アンボセリやマサイ・マラと違って、フラミンゴをはじめとするいろいろな鳥がいます。小さいうえに動きが早いので写真を撮ることはあまりできませんでしたが、他の二つの国立公園とは違った趣があります。また、こちらにいるキリンはアンボセリやマサイ・マラにいるマサイ・キリンとは違い、日本の動物園によくいるアミメキリンです(「日本の動物園で見れるからマサイキリンが見れたら十分じゃん!」というご意見もあるかもしれませんが・・・)。

湖の裏側は緑が豊富でたくさんの木々や草が生い茂っています。水牛、シマウマ、イボイノシシなどの動物に出会います。ジョセフによると、「こちら側にはゲーム・ドライブの車が入ってくることが少ないので、水牛は『珍しい奴』と思ってずっとこっちを見るんだよ。」と教えてくれました。確かに、アンボセリでは水牛たちは車には無関心で草を食べていたように思います。

暫くあちこちをゆっくりしたスピードで回ったあと、ジョセフが高台を指して「あそこにライオンがいたという噂があるので、探しに行こう。」と高さ20mぐらいの高台に車を向けました。ゆっくりライPict0078オンを探しながら、車が坂を登っていきます。「いなかったなぁ・・ ・」と一同に思っていたところ、木の陰にオスのライオンが首を上げた姿勢で横たわっていました。車からは10mぐらいのところでしょうか?。アンボセリで見たライオンよりも目鼻立ちがすっきりしたライオンでした。ジョセフのサービスPict0071精神と経験に感謝して、車は湖方面に向かいました。この当りは大地溝帯を感じさせる岩の絶壁が間近に迫っており、風景も結構面白いです。

そんなことを考えながら車に乗っていると数頭のサイのグルーPict0082プに出会いました。こちらもシロサイであり、地面に寝そべっていたり、草を食べたりしています。一組の親子がいて、子供が親に寄り添う姿はとても微笑ましかったです。

車は再びナクル湖の湖畔へと進み、前日の夕方と同じく車から降りてフラミンゴを観察します。ケニアに来る前、さだまさしの「風に立つライオン」という曲の歌詞にある「100万羽のフラミンゴが一斉に飛び発つ時 暗くなる空・・・」という一節を耳にしていたニコニコパパは、この光景に出会えるのを今回の旅行の中でとても楽しみにしていたのですが、フラミンゴはなかなか飛んでくれないんですね・・・。ときおり、あちこちで20羽ぐらいが飛ぶんですが、「100万羽が一斉に・・・」なんてことは・・・。フラミンゴはあちこちで湖にあるプランクトンや小さい虫をのんびりとついばんでいます。確かに、餌が目の前にあるんだから何も無理して飛ぶ必要はないんですね・・・。それは理屈では分かるのですが、やっぱり残念な気持ちは拭いきれず、ニコニコパパは陸に上がっているフラミンゴの一群に向かって走っていくことにしました。そうすると50羽Pict0094 ぐらいでしょうか、フラミンゴの一団が空に舞い上がり、湖の方向に200mぐらい飛んで行きました。この間、ニコニコママにフラミンゴが飛んでいるところを写真に撮ってもらいましたが、「暗くなる空・・・」なんてことは起こりませんでした。フラミンゴさん、驚かしてごめんなさい。

その後、車は湖を一望できるビューポイントを目指して進みました。このビューポイントはBaboon Cliff Lookoutという名前ですが、日本語に訳すと「ヒヒの崖展望台」となります。ビューポイントに到着Pict0104するとナクル湖が眼下に広がっており、ところどころにピンクの斑点が見えます。ところで、フラミンゴのピンク色は、食べ物からそうなるそうです。ナクル湖は塩水の湖であり、そこに生息するフラミンゴの食べ物のプランクトンはカロチンを含んでいるのだそうです。カロチンってニンジンの色のもとになっている栄養素ですが、そのカロチンのせいでフラミンゴはピンク色になっているらしいです。

展望台での一望を終えたあと、お弁当を食べるためのPict0111_1ピクニックサイトを目指して進みました。ナクル湖は頻繁に雨が降るので、道路のあちこちに水溜りがあります。ある大きな水溜りに差し掛かった瞬間、「ガン」と音がして、車が動かなくなりました。どうやら、水溜りで見えなかった石に乗り上げたようです。

ジョセフは無線で、付近を走っているだろう車に救助を求めました。この手のことはよくあるらしく、なんら慌てる様子も無く、「あーあ、ちょっとやっちゃったなぁ・・・」といった感じです。

10分ぐらいすると大きめの4WDのジープタイプの車がやってきて、牽引してくれました。車は難なく水溜りから脱出し、その後ピクニック・サイトに到着しました。簡単なトイレとベンチがあるだけの広場であり、回りは木に囲まれています。ところどころに木陰があり、ニコニコ家族が到着したときには、別の旅行者を乗せた車一台が同じようにランチをしていました。

Lake Nakuru Lodgeで用意してもらったお弁当をみんなで食Pict0113_2べました。お弁当の中身は、サンドイッチ、鳥の足を焼いたもの、りんご、バナナ、パッションフルーツ、ジュース、チーズなどです。木陰に近いベンチでお弁当を広げました。

お弁当終了後、ナクル湖の北東にあるピクニックサイトからナクル湖を時計回りに回って湖の南西にあるLake Nakuru Lodgeへ向かいました。土の道でところどころデコボコがあり、車はゆっくりと走りますがゆっくりと結構大きく揺れます。にもかかわらず、睡魔に襲われたニコニコパパは帰りの行程をほとんど眠ってしまいました。後でニコニコママから、「ジョセフが鳥や動物を見つけて話そうとしてたけど、眠ってるのを見てやめちゃったよ。ちょっと気の毒だったよ。」と聞かされました。ジョセフごめんなさい。

Lake Nakuru Lodgeには14:00頃に到着しました。この日はその後Pict0116は特に何も予定は入っていません。Lodgeの敷地外に出ることは禁止されているので、Lodge内で過ごすことになります。今回の旅行で宿泊した全てのホテルにはこうした宿泊客のためのプールがありましたが、ニコニコ家族は水着一式を持っていましたが結局プールには入らずじまいでした。プールの手前にあるテラスでトランプをして過ごしました。日頃家族全員でトランプをすることはあまりないので、夕食が始まる19:30までの間、ほとんどトランプでした。

翌日は7:00発でマサイ・マラに向かうことになっていたので、この日は早く就寝することにし、夕食の前にシャワーを浴びておくことにしました。家族で順番にシャワーを浴びていましたが、最後のニコニコママの順番になったときお湯が出なくなりました。恐らくお湯を出しすぎて、タンクの中のお湯がなくなったのでしょう。こんな場合は、タンクにお湯が貯まるまで待たないといけないので、ニコニコママは夕食後にシャワーを浴びることになりました。夕食後にこうなっていたら、就寝時間が遅くなって大変でしたが、早めに発覚したので良かったです。

19:30に夕食に向かい、夕食終了後に星を見るためにプールサイドに出ました。前日は空が雲に覆われていたのですが、この日の夜は雲も無く星がとても綺麗に見えました。赤道より少し南にあるため、北極星が見えません。逆に南十字星が見えます。ニコニコママが用意していた南半球の星座表を見ながら、北半球では見ることのできない南十字星などを探しました。空気が綺麗なこと、明かりが無いこと、標高が高いこと(約1,700m)の三拍子がそろっており、たくさんの星がとても綺麗に見えます。それに加えて、天の川が見えるんですよね。黒い部分のなかに少しだけ白みがかった色をしている部分があり、まさにMilky Wayという感じでした。誰もいないプールサイドで4人が外に出て上を見上げている姿は、この空に慣れているケニアの人たちには滑稽だったらしく、近くを通ったホテルの従業員が何人も「何してるの?」と聞きに来て、星座表を覗き込んでいきました。

部屋に戻ってニコニコママがシャワーの栓をひねるとお湯が出てきて、ひと安心。21:00過ぎに就寝しました。

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2006年9月12日 (火)

5日目(8/21) アンボセリからナクル湖へ

<この日の教訓>

  1. 途中立ち寄るお土産屋では徹底的に値切ろう(絶対に欲しそうな顔をしてはいけない)。
  2. 事前にホテルのお土産屋さんでいろんなお土産の値段調査をしておこう。

<本文>

7:00出発予定となっていたので、5:30に起床、6:15に荷造り全てを完了させて部屋を出て、6:30から朝食を頂きました(アンボセリセレナの朝食は6:30からのスタートです)。

いつもより早めに朝食を済ませ、7:00にホテルを出発しまPict0005_1 した。この日は空が雲に覆われており、キリマンジャロは裾野しか見えませんでした。前の二日間はとてもよい天気だったので、夏季はいつもこんなのだろうと思っていたのですが、運次第では乾季でもキリマンジャロを拝むことができないこともあるみたいです。

暫く車で走っていくとジョセフは、「こっちの方が走りやすいから・・・」と、往路で使ったナマンガとナマンガゲートを経由するルAmboseli_mapートは使わずに、Eremito Gate(別名 Lemboti Gate)を経てEmaliという町を経由するルートを使いました。ナマンガルートを使った場合は、アンボセリから西へ走って、ナマンガでナイロビへ向かって北上しますが、エマリルートを使う場合は、アンボセリから北上し、ナイロビと港町モンバサを結ぶ道路まで出て、あとはナイロビに向かって北西に走ります。

赤い土の道路を走るとところどころにマサイの村が見えたり、時々ダチョウが歩いていたりしますが、草木の少ない地域なのでシマウマなどの草食動物はほとんど見えません。それよりもマサイ族の人に連れられた牛やヤギのほうをよく目にします。

1時間ほど走ってエレミトゲートに到着し、それからさPict0007らに1時間ほど走ったところでエマリに到着し、ナイロビとモンバサを結ぶ舗装した道路に出ました。この道路に入るところのお土産屋さんでトイレ休憩です。

ここで初めてお土産の買い物をやってみました。ツアーに出発する前にもジョセフから「決して最初に出てきた値段で買ってはいけない。必ず値切るように。」と言われていました。かつてエジプトを旅行したときにこれは経験済みだったので、家族がトイレに行っている間に買う物を見定めておきました。高さ30cmほどのキリンの木彫りの置物と木製の枠がキリンの柄をした写真立てを選定しました。

まず、写真立てを手にとって見ていると店員が寄ってきて「いい値段だすからね。たくさん買うといい値段をだすよ。」と言ってきました。

まずは、写真立ての値段を聞くと、「2,000ケニアシリング」といってきました。1ケニアシリング=1.6円なので、写真立てがなんと3,000円以上もします。手の込んだものならまだしも、木製のすごく単純な写真立てであり、日本で買ってもせいぜい1,000円程度だろうと思われるものです。気絶して倒れるような大げさなジェスチャーをすると、「たくさん買うと値引きするよ。」といってきます。次にキリンの置物の値段をたずねると今度は2,500ケニアシリング(=4,000円)です。

ここから値引き交渉が始まりです。ニコニコパパは、「キリン単体で500シリング」から開始です。店員は「それは安すぎる。もっといろいろ買ってくれると安くするから・・・」と言ってきます。そこで、写真立てと合わせての値段交渉が始まりました。結局、何回かの押し問答があり、一時は品物を置いて立ち去るようなポーズも見せ、最終的に1,500シリング(=2,400円)で決着しました。最初に提示されたのが、4,500シリングですから、6割引以上となりましたが、前日のマサイ族の村やその後マサイ・マラから買える途中で立ち寄ったお土産屋さんでの買い物でも最初提示の値段から6~7割引での買い物だったので、まぁ、これが相場なんだろうなぁ・・・という感じです。

買い物をする上で重要なことは、下記の点だと思います。

  1. 事前にホテルのお土産屋さんなどで値段を調べておく(ホテルでは値札も付いていますし、法外な「ふっかけ値段」にはなっていませんでした)。
  2. 欲しそうな顔を絶対に見せない(半分遊び感覚で、交渉決裂なら置いていくぐらいの態度を取るべし)。
  3. 置物の類は空港の免税店が一番揃っている(後ほど、ご紹介しますが、空港の免税店が一番いろいろなものが揃っており、値段もリーズナブルでした)Pict0014

休憩&買い物終了後、エマリからナイロビに向けてスタートしました。ここからは舗装された道路です。時々アスファルトが痛んだところがありますが、基本的にきちんとした道路なので、時速80kmぐらいのドライブとなります。約2時間ほど走ったあと、11:30にナイロビに到着しました。Pict0026_2

ナイロビではナイロビセレナのランチバイキングで昼食を済ませました。デザートがおいしかったです。写真のプリンやパッションフルーツのムースなんか、結構いけました。

昼食終了後13:00に、ナクル湖に向けてスタートしました。ナイロビからナクル湖は170kmの距離で、約3時間の行程です。

ナクル湖はThe Great Rift Valley(大地溝帯)と呼ばれる地域にあります。世界地理で「大地溝帯」という言葉が出てきた記憶があるかたも多いと思いますが、行ってみるとこの言葉の意味が良く分かります。つまり、「地面の大きな溝の帯」なのです。科学的にはこの割れ目の底の地中から東西に地面がせり出してきて、その地面が東と西に広がっていっPict0032_1ているそうです。そしてこの溝は幅35km~100kmもあり、それが南北に7,000kmにもわたって続いているとのことです。この溝に沿って、アフリカ大陸にはいろいろな湖が連なっており、ナクル湖もこの中の一つです。ナイロビの町を出て北西に向かって1時間弱走ると大地溝帯の溝の入り口(つまり崖のうえ)Pict0035に出てきます。この眼下には溝の底が帯状に横たわった風景 が広がります。この風景はなかなか壮大で一見の価値ありです。

ナイロビから北に広がるこの地域は湿潤であり、潅木ぐらいしかなく茶色っぽいアンボセリからナイロビまでの風景に比べると緑がすごく多いです。それから暫く走るとナイバシャ湖が見えてきます。ナイバシャ湖にもフラミンゴが生息しており、遠くからも薄っすらとピンクっぽい部分が湖に見えてきます。

ナイバシャの町でジョセフに頼んでBarclay銀行に寄ってもらいました。現金が少し必要になったので、Barclay銀行のATMから引き出しをするためです。ニコニコパパはシティバンクの口座を持っていますが、この口座を持っているとシティバンクの提携している全世界のATMから現金を引き出せるのでとても便利です。使えるかどうか不安でしたが、問題なくATMから現金を引き出すことができました。

ナイバシャの町を過ぎるとナクル湖まではあと60kmほどです。ただ、ここからの道の状態が悪かったです。ケニアに来て分かりましたが、整備されていないアスファルトの道路は整備されている砂利や土の道路よりもずっと走りにくいです。整備されていないアスファルト の道路はところどころアスファルトが大きく剥がれており、そこは穴になっていて、ほんとうにガッタンという感じになります。ジョセフもこれを避けようと走りますが、ときどきどうしても避けることができません。Pict0038スピードを随分落とすので舌を噛むようなことにはなりませんが、ガッタンとなります。また、この道路はケニア最大の都市ナイロビと第三の都市ナクルを結ぶ主要幹線道路なのでトラックの類がたくさん走っています。トラックの後ろにつけると朦々と土煙が上がり前方の視界はほんとうにボヤけてしまいます。

幸い、この本当にひどい道の走行は30分強で済みましたので、それからはもう少しましな舗装された道路に出ました。

16:00過ぎにナクルの町に到着。ナクルの町のすぐ南側にナクル湖があります。公園入り口で入園の手続きをして公園に入ります。宿泊するLake Nakuru Lodgeは湖の南東の高台にあるのでホテルまでの道すがら、ジョセフは公園のなかを案内してくれました。まず目に飛び込んでくるのは何といってもフラミンゴです。湖の至るところで数え切れなPict0046いほどのフラミンゴがエサをついばんでいます。他の国立公園と違ってナクル湖国立公園では場所によっては車から降りることが許されています。湖畔で車を止めて車から降りてフラミンゴのたくさんいるほうに寄っていきます。フラミンゴはゆっくりと隊列を組むように細い足を規則正しくまるで軍隊が進むように歩いていきます。

家族写真を撮ろうとしましたが結構風があり、あまりうまくいきませんでした。それから車に戻り、さらにホテルの方向を目指していると、今度はサイに出会いました。このナクル湖はサイがたくさんいることでも有名です。アンボセリ、マサイ・マラPict0052ではサイに出会うことができませんでしたので、野生のサイを見られたのは良かったです。サイには地面の草を食べるシロサイと木の葉や実を食べるクロサイの2種類がいます。ナクル湖では2種類とも見ることができましたが、シロサイに出会うことのほうが圧倒的に多かったです。この日に出会ったのもシロサイでした。シロサイ、クロサイといっても色が白とか黒とかというわけではなく、外見的な特徴は口の形だそうです。地面の土を食べるシロサイは口が平べったく横に広がっており、木の葉や実を食べるクロサイの口は尖がっているらしいです(次のサイトにシロサイとクロサイの違いが詳しく記載されていますhttp://ameblo.jp/oldworld/entry-10005564664.html)。

こうしてホテルに行き着くまでの間のゲームドライブをしているうちに空模様が怪しくなってきました。ジョセフによるとナクル湖周辺ではナクル湖の湖水が昼間の陽気で水蒸気となり、夕方には天気が崩Pict0056_1れることが多いそうです。ところどころアミメキリンや鹿の仲間で体がもっとも小さいディクディクなどを見つけましたが、ついに雨が降り出し、Lake Nakuru Lodgeに到着したころには、強めの雨となっていました。

チェックインし宿泊するロッジに行きましたが、四人といPict0062うことで二つの部屋を用意してくれていました。ロッジ側も気を利かせて一方の部屋にはベッド一つ追加してくれていましたが、子供二人で共有するにも少し小さかったので、この日はニコニコパパ&ニコニコ長女チームとニコニコママ&ニコニコ次女チームに分かれることにしました。

部屋に入って暫くして夕食に向かいました。Lake Nakuru Lodgeでは朝・昼・晩の三食すべてがバイキング方式です。残念ながらお味のほうはセレナホテルのほうが上でした。

夕食後、シャワーを浴びて床に入りましたが、シャワーの水圧が今ひとつなのとお湯が少しぬるめだったのには少し閉口しました。

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2006年9月10日 (日)

4日目(8/20) アンボセリ滞在

<この日の教訓>

  1. 早朝ゲーム・ドライブは結構冷え込む(事前に水分を取り過ぎないように・・・)。
  2. マサイの村への訪問はアンボセリで済ませておこう(マサイ・マラは広いのでホテルからマサイの村まですごく遠いケースもある)。
  3. マサイの村では写真などの値段交渉は事前にしておこう。
  4. マサイの村でのお土産購入はしっかり値切ろう。

<本文>

「夜明けの太陽に染まるキリマンジャロの写真を撮りたい」とニコニコママはかねてから言っていたので、ニコニコパパとニコニコママは4:30ごろに起床し、5:00過ぎにホテルの門のキリマンジャロが見えるところに歩いていきました。途中、ホテルの従業員の人と出会ったので、「何時ごろに朝日が出るんですか?」と尋ねると「6時半頃ですね・・・」と言われ、部屋に戻って少し休憩しました。

結局、6:30スタートのゲーム・ドライブに予定通り出発Pict0076Pict0074しました。ちょうど夜明け前の状態であり、東の空がオレンジ色に染まり、その光をうっすらと受けるキリマンジャロの山頂が徐々にピンク色かかっていきました。この日は雲もなく、地平線の向こうに昇る美しい朝日を拝むことができました。

この日、ジョセフは前日にあまり見ることの出来なかっPict0079た肉食動物を探しに行ってくれました。運転席には無線が付いており、無線を使ってガイド同士が通信し、見つけた動物の情報を交換しています。

チーターがいたとの情報が入り、ジョセフはその方向に車を急がせました。残念ながらチーターはいなかったのですが、ライオンがいるという情報が近くから入りました。潅木の日陰になるところPict0084に、雄ライオンが一頭寝そべっていました。車が入れるすぐ近くのところに寝そべっていたので、前日と違って、ほんの5mほど先のところまで近づくことができ、家族全員大興奮です。ひとしきり写真撮影したあと、その場を離れてホテルに向かっていると、ジョセフが「あそこの遠くにチーターが歩いている」と教えてくれました。初めはわからなかったのですが、双眼鏡を手にして500m以上先の遠くに動いている影に照準を合わせると、チーターが歩いているのが見えました。チーターはライオンと違って小ぶりですが、足も体も細くてとても精悍な姿です。よく見ると4頭ものチーターが草も無い平原のうえをゆったりと歩いています。「もっと近くに寄ってきてくれればなぁ・・・」と思いつつもチーターを見ることができたことに満足し、ホテルへの道Pict0094_1を辿っていくと、大きなゾウが道路を占Pict0091領しており、前に進むことが出来ません。ゾウの後ろについてゾウの動きに合わせてゆ っくりと進むこと約5分、ようやくゾウは車道から外れて草のある場所へと進んでいきました。

早朝ゲーム・ドライブでは朝ごPict0086はんを食べずに出発します。ホテルでは紅茶やコーヒーを用意してくれます。ただ、飲みすぎに は注意しましょう。というのは、朝方は結構冷え込みますし、屋根を開けて走ると冷たい外気がどんどん入ってきますので、利尿作用のある紅茶・コーヒーを飲みすぎると、2時間余りのゲーム・ドライブ中に困ったことになるかもしれません。ニコニコ家族は、事前にこうした情報を手に入れていたので、困ったことにならなくて済みました。

ホテルに戻って朝食を済まし、予定通り10:00にマサイ族の村の見学に向かいました。後ほど、マサイ・マラに向かうことになっていたので、マサイ族なら「マサイ・マラだろう・・・」と思っていたのですが、ジョセフによると「マサイ・マラよりもアンボセリのほうが便利だから・・・」ということでした。マサイ・マラに行って分かったことですが、マサイ・マラは本当に広いので、ニコニコ家族が滞在したマラ・セレナホテルからマサイ族の村まで行くまでかなり遠かったのです。

アンボセリ・セレナを出て5分ほどでマサイ族の村に到着です。ガイドブックなどには、マサイ族の写真を撮るときは事前に交渉して確認しておかないと後でトラブルになると書いてあったので、まずは料金交渉です。村の見学料はジョセフから大人一人20ドル、子供一人10ドルと聞いていたので、その分は現金を用意してマサイ族の酋長の息子の人(この人の名前もジョセフだった)と話しました。マサイ族の人も英語をしゃべることができるので、聞いてみると写真は撮り放題とのことだったので、安心して写真を撮りました。まずは、村からたくさんの人が出てきて、歓迎のダンスをしてくれます。

その後、ライオンやゾウの侵入を防ぐためにPict0110アカシアの木で作っPict0104_1た柵に囲まれたマサイ族の村に入ります。この村には150人ほどの人が暮らしているそうです。村は牛のフンで作った家屋が円形にならんでおり、村の中心は広場のようになっています。ここで、あの有名なジャンプをするダンスを披露してくれました。高いジャンプをできるのが上手なダンサーだそうです。ニコニコママはジャンプの高さに驚くことしきりです。写真大好きのニコニコママも迫力に圧倒されてついつい写真を撮るのを忘れてしまったほどです。

ダンスの後は、木をこすって火を点けるところを見せてもらいました。硬いアカシアの木と柔らかい杉の木にこすり付けて出てくる熱い木の粉を乾燥させたゾウのフンに点火します。ニコニコパパもやらせてもらいました。Pict0105

火をおこした後は、牛のフンで作った家の中に案内してもらいました。家の中は涼しかったです。

だいたいこれでマサイ族の村の見学が終わりますが、その後、村の裏にあるお土産売り場に案内されます。各家庭が出店を出しているような形になっており、20ほどの家庭がマサイ族の人が身に着けているカラフルな首飾りやブレスレットなどを売っています。素材はビーズ、牛の骨、キリンの尻尾の毛、ヘマタイトという石などです。

酋長の息子のジョセフは「欲しいもの、興味のあるものを各店から取っていって、最後にまとめて値段を決める。」と言ったので、言われる通りにしますが、どこの店でも「買って、買って」と強く勧められます。何とか絞りに絞って4種類ほどの首飾りやブレスレットを選び、値段交渉が始まりました。

はじめは何と60ドルから始まりました。こっちは20ドルからスタートです。何回かのやりとりのあと、3種類に絞り20ドルで妥結しました。20ドルでもちょっと高いかなぁと感じたものの、「まぁ、マサイ族への寄付と思っておこうか・・・」と自分を納得させることにしました。ただ、こればかりはちょっと興ざめでした・・・。

その後ホテルに戻り昼ごはんを済まし、夕方のゲーム・ドライブまでホテルの部屋で休憩しました。16:00に再びゲーム・ドライブに出発です。この日も行き先はジョセフに任せて水牛やキリンなどの草食動物を見てホテルに戻りました。

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3日目(8/19) アンボセリに到着

<この日の教訓>

  1. アンボセリ国立公園のゲートでは車の窓を開けないこと(お土産の押し売り回避)
  2. アンボセリセレナのシャワーの水圧は低い。
  3. アンボセリセレナでは夜中の12時から朝の4時まで電気が止まるので、懐中電灯が部屋にあるか確認しよう(電池が切れていないかの確認もしよう)。
  4. 乾季でもキリマンジャロが必ず見えるとは限らない。
  5. フマキラーの電源を入れよう。

<本文>

朝食はホテルの食堂でバイキングでした。日本のホテルの朝食バイキングとほぼ同じような内容でした。

朝食終了後、出発の準備を整え、予定通り7時半にロビーへ向かいチェックアウト手続き。Intime社のジョセフが既にロビーに来ており、旅行の行程表に従って行程と各種注意事項の説明をしてくれました。

説明事項で記憶していることは下記の通りです。

  1. サファリでは車から降りないこと(降りることのできる場所もあるので、その際はドライバー兼ガイドの指示に従うこと)
  2. 通貨の交換はホテルや銀行などで行い、闇業者には手を出さないこと
  3. 買い物をするときには必ず値切ること
  4. 気になることは全てドライバー兼ガイドに相談すること
  5. 強制ではないが、ドライバー兼ガイドに5ドル~10ドル/日のチップを払って欲しいこと

8:30にホテルを出発し、一旦ジョセフのオフィスに寄り、ツアー代金の残額をカードで精算しました。カード会社への手数料(5%)が上乗せされますので、この分をどうしても節約したい方はリスクを覚悟で現金を持参なさる方法もあります。

8:45にジョセフのオフィスを出発し、一路アンボセリに向けて出発。この日はナイロビから170kmの南に位置するタンザニアとの国境の町ナマンガ(Namanga)に向かい、ナマンガから東に折れてアンボセリに向かいました。

ナマンガへ近づくに連れて潅木と草むらの景色となり、マサPict0020イ族の人が道沿いを歩いている姿や牛とヤギを追っている姿を見かけます。ナマンガへかなり近づいたころに南東の方向にてっぺんが白く見える山をニコニコママが見つけました。「白く見えるのは雪だろうけど、ガイドブックなんかで見るキリマンジャロとは随分形が違うなぁ・・・。キリマンジャロ以外に赤道直下で雪をかぶっている山なんてこの地域にあったかなぁ・・・。」とニコニコパパは思いつつ、ドライバーのジョセフに聞いてみると、「あれがキリマンジャロだよ。」と教えてくれました。山って見る方向によって随分と形が異なるものです。アンボセリ国立公園から見ると、よくガイドブックなどで目にする裾の長い台形のようなキリマンジャロに出会いました。

11:00頃にナマンガに到着し、お土産屋さんでトイレ休憩。ここのトイレは洋式でしたが、便座がなく、ニコニコママも娘達も閉口していました。

30分ほどのトイレ休憩後、タンザニアとの国境に沿うような形でアPict0032ンボセリに向けて東に進みましたが、ここからアンボセリまでの80kmはずっと砂利道です。砂利道はそれなりに整備されているので、大きなデコボコはほとんどなく、ガタゴトガタゴトと細かい間隔での振動の連続ですが、乾燥しているため自動車が通ったあとはものすごい土煙となります。

1時間走ったあと、アンボセリ国立公園の入り口のナマンガゲートに到着しました。ここでジョセフは入園料を支払いに事務所に行きましたが、「窓は開けないように」との注意を受けました。ジョセフが車を離れると、いろんなお土産を持ったマサイ族の人が「窓を開けて・・」と言ってお土産をかざして近寄ってきます。ジョセフの言いつけを守り、窓を閉めて断り続けました。隣に駐車したヨーロッパ人の家族の場合は、奥様がしょうがなく窓を開けて、首飾りを手に取りましたが、一度手にしたものは「いらない」といって返そうとしても受け取ってくれず、半ば押し付けるような形で買わされてしまうので、ジョセフの注意に家族一同納得していました。

ナマンガゲートでの手続きを済ませると、ホテルのある方向へ向Pict0042かいます。ここまで来るとキリマンジャロはガイドブックなどで見かける雄大な形になっています。乾季には干上がっているアンボセリ湖 を横切っていると、ところどころに煙のようなものが上がっているのに気づきます。ドライバーのジョセフに聞くと、「あれはつむじ風に吹き上げられた砂で、あれをPict0045『アンボセリ』と言うんだよ。アンボセリの地名はあのつむじ 風から来ているんだよ。」と教えてくれました。近くでみると、ミニ竜巻ですが、大きいものだと数十メートルの高さにもなっていました。

ホテルに近づくにつれて、ヌーやシマウマといった草食動物が目Pict0048に付くようになり、「ついにケニアに着たんだ・・・」という実感が 湧いてきます。途中、3頭のキリンが車のすぐ近くを走っているのに出会いました。

13:30頃にホテルに到着すると、ホテルの入り口にマサイ族の従業員が待ち構えてくれており、濡れタオルを渡してくれます。これで手と顔を一拭きすると、細かい砂でタオルは真っ黒になります。

チェックインの手続きを済ませ、食堂へ。この昼食も朝食とほぼ同じようなバイキング形式ですが、少しずつ調理方法や味付けの仕方などを変えています。席に着くと、まず、スープと飲み物を聞かれます。スープはたいてい2種類あります。また、飲み物は好きなものを頼むのですが、飲み物の料金はツアー料金には含まれていなかったので、後ほどチェックアウトするときにこの分の料金だけ支払うことになります。Pict0040

昼食を済まし、部屋に向かいました。アンボセリセレナの客室は写真のように赤い土壁で作られたような個室がいくつも連なっています。外見と違って内装は綺麗に整えられており、とても快適です。空調はありませんが、乾燥しているので日陰なら昼間でも十分過ごしやすいです。天井に大きな扇風機があるので、必要に応じてこの扇風機を回転させます。

フマキラーにスイッチを入れ(機器自体にスイッチはないが、コPict0119ンセントにスイッチがついている)、夕方のゲーム・ドライブまで暫し の休憩としました。

夕方4時にゲーム・ドライブに出発しました。特に「どの動物が見たい」と指定せずにガイドのジョセフに任せておきました。ジョセフはいろんな動物を見れるように運転してくれました。まずは、シマウマやヌーが目に入ってきます。ヌーやシマウマは奈良公園にいる鹿のごとく本当にたくさん至るところにいます。ところどころ飛んでいる鳥の名前もジョセフは教えてくれます。ケニア版ニワトリのようなホロホロ鳥、カンムリツル、セクレタリーバードなど、いろいろな鳥を見かけます。

湿地になっているところにジョセフが連れて行ってくれると、水牛やカバがいました。また、ゾウの親子も目の前で見ることが出来ました。

また、キリマンジャロをバックにキリン、ゾウ、シマウマなどPict0056がゆったりと草を食んでいたり歩いているいわゆる「絵になる風景」にも出会うことができます。出発前に「アフリカに行く」と会社の同僚に言ったら「動物園に行くのとはやっぱり違うんかなぁ?」との言葉が返ってきたこともありましたが、やっぱり自然のなかで走ったり草を食べていたりする動物を見るのは違うと感じました。とにかく広いし、動物の数の多さには驚かされます。

さて、この日はとても天気が良く、「夏季ってこんなもんなんだろうなぁ」と思っていましたが、アンボセリを出発する日は全体に雲が広がっており、キリマンジャロも裾野しか見えませんでした。キリマンジャロが見えるときにしっかり拝んでおきましょう。

ゲーム・ドライブにはいろいろなホテルから一斉に午後4時にスタートするので、天井の開いたジープやワゴン車がサファリの各所を走っていますが、「これは」という動物のところにはたくさんの車が終結します。

夕暮れがせまった頃にひときわたくさんの車が終結している場所に出くわしましたが、そこにはライオンがいました。ただ、アンボセリ国立公園では指定された車道を外れることは許されていないようなので、30m~40m先の草むらの手前に雄ライオンと雌ライオンが熟睡している姿を遠くから眺めるといった感じでした。ニコニコ家族全員が双眼鏡を手に取り、ライオンの寝顔を観察しました。Pict0061

その後、車はホテルの方向に向かいましたが、またも大量の車が停車しているところに出くわしました。今度はゾウの40頭ほどの軍団 です。しかも、道路の右手から左手の方向にPict0065車道を横切ろうとしています。ゾウも警戒しているのかなかなか車道を渡ろうとはせず、5分間ほど車道に近寄ったり遠ざかったりしながら、ようやく車道を渡って向こうのほうにあるいていきました。

ホテルに戻ってしばらくすると夕食が始まりました。Pict0068 この日はPict0069アフリカ料理のバイキングでした。昼間と同じようにスープの種類 と飲み物だけを指定し、あとは好きなものを取りにいきました。やっぱり肉類が多いですね。牛肉、鶏肉、羊など・・・。牛肉と羊肉の豪快なバーベキューもありました。鯛の炒め物もありましたが、魚はいつでも一品ぐらいでしたね・・・。適度に好きなものをとり、夕食を終えて部屋に戻りました。

部屋に戻る途中、星空を見ようと思いましたが、アンボセリセレナはたくさんの木が生い茂っており空が良く見える場所はなく、この日は星空鑑賞はあきらめました。

部屋に戻ってシャワーを浴びようとしましたが、シャワーの水圧が弱くて少し困りものでした。それから翌朝6:30にスタートする早朝ゲーム・ドライブに備えて21:30頃に家族全員就寝しました。

夜中にトイレに行こうとすると、なぜか部屋の電気がつきません。「おかしいなぁ・・・」と思いつつ、いろいろなスイッチを押してみるものの、うまくいきません。「あっ、そうか・・・」と、昼間に「どうして置いてあるんだろう?」と感じていた懐中電灯に手を伸ばし、懐中電灯の明かりでトイレを済ましました。

翌日ホテルの人に聞いたところ、夜中24:00から朝の4:00まで部屋の電気が切れるので、懐中電灯を用意しているのだそうです。

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2日目(8/18)ドーハからナイロビへ

<この日の教訓>

  1. ナイロビセレナでは、裏庭に面した部屋を予約すべき(表玄関に面した部屋は車の通行の音などで少しうるさい)。
  2. 目的地に到着したら、すぐにリコンファームをしよう(カタール航空はリコンファームが必要)。
  3. ホテルのお土産店でだいたいの値段の感覚をつかんでおこう。

<本文>

ドーハ国際空港(Doha International Airport)にて、ナイロビ行き8:55発の便出発まで時間つぶしです。免税店はそれなりのものは揃いますが、あまり規模は大きくないのでニコニコママも特に買い物はせず、約4時間余りをぼぉーとして過ごしました。

いよいよナイロビに向けて出発。ナイロビまでは5時間後の13:50に到着しました。入国手続きを済まし荷物を受け取り、ケニアシリングへの交換を済ませると、出口にIntime社のジョセフが待ち構えてくれていました。

ジョセフの案内に従って駐車場まで行き、車に乗ってナイロビセレナホテルまで向かいました。金曜日の午後で道が混んでいたので、30分以上かかり、ホテルには15:30に到着しました。

ホテル到着後、早めの夕食をホテルのレストランで済ませました。メニューには一通りの洋食、ピザ、パスタ、カレーなどもありました。ニコニコパパは豆カレー、ニコニコママはマッシュルームスープ、ニコニコ長女はカルボナーラ、ニコニコ次女はエビのフィットチーネを注文しました。

夕食終了後はホテル内のお土産屋店をさらっと見て回りました。このホテルには最終日に戻ってくるし、まだまだ先があるので特段買い物はせず、物の値段の相場を頭にいれておくに留めました。

その後部屋に戻って、カタール航空のリコンファームを済まし、翌日に備えて9時ごろに就寝しました。このときは気づきませんでしたが、この日の部屋はナイロビセレナの裏庭に面した部屋だったので、とても静かでしたが、最終日は表に面した部屋だったので車の音が少し気になりました。

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1日目(8/17) 出発(羽田→ドーハ)

<この日の教訓>

  1. 羽田では出発2時間前にならないとチェックイン手続きが始まらない。関空の免税店は10時半頃には全て閉店していた。
  2. 関空ではカタール航空の各国の連絡先の表をもらっておこう(リコンファームのために必要)。
  3. 関空発ドーハ行きの機内では機内食が2回出る。

<本文>

午前中までお仕事だったニコニコパパが帰宅して車への荷物の積み込みが開始しました。荷物の積み込み完了後、ニコニコパパは入浴(他のニコニコ家族はみんな既に入浴済み)。暫くお風呂に入ることができないので、すっきりして羽田に向けていよいよ出発です。

羽田では楽々パーキング(http://www.rakuraku-p.jp/haneda/ic/)という民間駐車場を利用しました。この駐車場は京浜急行羽田線の穴守稲荷駅の近くにありますが、羽田空港のパーキングは京浜島などにあることが多いので、首都高羽田線のほうが使い勝手のいい方にはこちらのパーキングは便利かと思います。

空港には18時少し前に到着しました。関空行きの飛行機は21:10発でしたが、チェックインは2時間前の19時からだったので軽い夕食を食べたりして時間をつぶしました。

飛行機は定刻に関空に向けて出発。関空には22:15に到着。それほど混んでいなかったのでカタール航空のチェックインもスムーズに完了。関西在住のニコニコママの両親が、夜遅くにも関らず見送りに来てくれていたので、暫し歓談し、免税店を覗くために1時間の余裕をもって22:45頃に出発ゲートへ。

ところが、免税店は全て閉店済みでニコニコママがショックを受けました(関空は24時間空港なのになぁ・・・、台湾の空港は免税店も24時間営業だったのになぁ・・・・)。

23:45の定刻に関空発ドーハ行きの便が出発しました。真夜中の出発の便ですが、夕食と朝食の2回の機内食が出ます。出発直後に睡眠し、1回目の機内食の頃に起きて食事を済まし、しばらくTVゲームをやりました(この便には全席に液晶画面が備え付けでした)。その後、再度睡眠し、朝食を頂いたあと、定刻より1時間以上も早い4:10にドーハに到着しました。

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ビザ取得(ニコニコ家族は東京のケニア大使館へ取得しにいきました)

ケニアへの入国にはビザが必要です。ニコニコ家族は神奈川県在住のため、東京の在日ケニア大使館にて申請・取得をしました。東京近辺にいらっしゃらない方のために郵送による受付もなさっているそうです。詳しくはケニア大使館のホームページ(http://www.kenyarep-jp.com/)に記載してあります。また、このホームページからは申請書類と記入見本をダウンロードできますので、事前に準備をしたうえで申請にいらっしゃることをお勧めします。申請の翌日以降の発給されますので、2回足を運ばなければなりません。

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予防接種(ニコニコ家族は黄熱病の予防接種をしておきました)

予防接種の必要の有無はカテゴリー「旅の『はてな?』」の「伝染病とか大丈夫?」に記載の通りですが、黄熱病の予防接種の出来る場所は限られていますので、インターネットなどで事前に調べておくことが必要です。各地の検疫所での接種となりますので、平日のみの対応となったりしますし、予約をしていかなければなりません。また、黄熱病の場合は接種してから効果が出るまで10日程度を要するようなので、接種をなさる場合は十分に余裕をもっておくことが必要です。ガーナ大使館のホームページに検疫所の一覧表がありましたので、ご参考まで。(http://www.ghanaembassy.or.jp/japan/ohnetu.html

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持ち物(その3-持って行かなくてもいいもの)

大量の水→「水道水は絶対に飲めないし、ミネラルウォーターを法外な値段で売りつけられたら嫌だし・・・」と考えていたニコニコ家族は、なんと2リットルのペットボトルを12本日本で購入し持って行きました。ところが、滞在したいずれのホテルにも毎日一人に1本ずつ500mlのペットボトルを無料で部屋に置いてくれていました(滞在したホテルはいずれもそれなりのクラスだったので、その他のホテルの事情は分かりませんが・・・)。それで足りなければ、ホテルで購入もできます。1リットルで300円ぐらいなので少し高めですが、わざわざ重い水を日本から持っていく必要はなかったと思います(因みに、ケニアでは日本から持参した水は2本ぐらいしか消費せず、ほとんど無料で部屋に置いてくれていた水で事足りました)。

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持ち物(その2-その他の重要な持ち物)

「ケニア旅行ならでは・・・」といったものではありませんが、下記のものは重要です。

  1. 1ドル紙幣数十枚→チップの慣習がある国なので、チップ用の細かいお金が欠かせません。ニコニコ家族では4人分のスーツケースがあったうえに、3箇所を回りましたので、ホテルの到着と出発の度に、3人ぐらいのポーターにチップを渡さなければなりませんでした。これを見越して、1ドル紙幣を本当に数十枚持っていきましたが、これはやっていて良かったと思います。因みに現地通貨のケニア・シリングでなくてもドル紙幣で大丈夫です(100ケニアシリングよりも、1ドルのほうが今の為替なら安いですし・・・)。
  2. 現金→ツアー会社に申し込むと、基本的には食事も全部ついていますし、ホテルではクレジットカードでの支払いが可能なので、現金を必要とする場面はあまりありません。盗難の危険性なども考えて、あまり持っていきませんでしたが、下記のものについては現金がどうしても必要です。また、現地での細かい買い物にはケニアシリングが必要ですが、日本で入手できるかどうかは良く分かりません。ニコニコ家族では現地で両替しました(日本円からの両替も可能です)。
    1. ガイド兼ドライバーへのチップ(1日、1家族当り5ドル~10ドルが相場らしい)
    2. マサイ族の村を訪問するときの料金(ニコニコ家族の訪れた村では大人は20ドル/人、子供は10ドル/人でした)
    3. ドライブインのお土産屋での買い物(クレジットカード可のところもあるが、現金のほうが良さそう(理由は後ほど・・・))
    4. その他のちょっとした買い物
  3. コンセントのアダプター→イギリス用のものと同じ形です。
  4. 変圧器→最近のビデオカメラなどは240Vにも対応していますが、出発前に確かめていきましょう。それから、日本で売っているドライヤーで240V対応のものはないでしょうから、やっぱり必携でしょう(ホテルにドライヤーを常備していたのは、ナイロビセレナだけでした)。

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持ち物(その1-ケニアならではの重要な持ち物)

ケニアならではの重要な持ち物が幾つかあります。

  1. 虫除け→前述の通り、ナイロビおよびサファリのある場所は高地なので、マラリアを運ぶ蚊はそれほどいないとのことですが、ホテルの部屋にもフマキラーや蚊帳が常備されているように、それなりに虫はいます。スプレー式のものは飛行機への持込みに支障を来たすかもしれないと思ったので、服に貼ったりするタイプのものを持っていきました。
  2. 双眼鏡→サファリで動物を観察するために必要です。ニコニコ家族ではビックカメラで売っていた小型の8倍タイプのものを一人一つずつ持っていきました(価格は3000円/個 程度だったと思います)。
  3. 長袖の上着→前述の通り、朝晩は結構冷えますので、すぐに羽織ることのできる長袖の上着は必須です。
  4. トレーナー→長袖の上着だけだと寒いときもあるので、トレーナーを1枚程度もっていくのがいいと思います(ニコニコ家族は持参しなかったので、子供たちは時々寒がっていました)。
  5. 星座早見表と小さな懐中電灯→空気がきれいであるうえに標高が高いため、天気の良い夜は星がものすごく綺麗です。また、日本では見ることのできない南十字星なども見ることができます。
  6. 暇つぶしの道具→サファリでの一日は、朝と夕方のゲーム・ドライブを除いてはホテルの敷地内から外に出ることはできませんので、昼間の暇つぶしの道具は必携です。ニコニコ家族が滞在したホテルのいずれにもプールがあったので、水着を持っていくこともお勧めしますが、ずっとプールばかりというわけにもいかないでしょうから、トランプ、ゲーム、ためていた本などの持参をお勧めします。
  7. 帽子・サングラス・日焼け止め→気温はそれほど高くはありませんが、赤道付近であることに加えて標高も高いので日差しはとてもきついです。
  8. うがい薬→乾季のサファリを車で走るとものすごい土煙です。また、不慮の風邪引きなどで旅行が台無しになることのないよう、うがい薬を持参しました。
  9. 各種常備薬→実際、ほとんどお世話になることはありませんでしたが、安心のため持参したほうが良いと思います。
  10. リップクリーム→乾燥しているので持参することをお勧めします。
  11. 酔い止め→車での移動が長いので、心配な方は安心のために持参なさってはどうでしょうか?(ニコニコ家族でも、日本でもバスに乗ると調子の悪くなることの多いニコニコ長女のために持参しましたが、ガタガタ揺れるものの急カーブなどはほとんど無いので、結局使いませんでしたが・・・・。)
  12. 除菌ティッシュ→前述の通り、ホテル以外のトイレは「うーん」という感じなので、気になる方は便座などを拭く除菌ティッシュを持参なさったほうがいいかもしれません。

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旅行代金の支払い(事前に一定金額の支払いが必要です)

これはこれまでの旅行とは少し違いました。前述の通り、ニコニコ家族ではパック旅行を使わずインターネットでレンタカーやホテルなどの予約をし、支払いは現地でクレジットカードということがほとんどでしたが、ケニアではツアー会社に一定の旅行代金を事前に支払っておかなければなりません。ツアー会社は前払い金の一部を予約したホテルに納め予約を確保するらしいです。

ニコニコ家族の場合は、全行程の旅行代金の半額を振り込んで欲しいとIntime社から頼まれました。現地で全額クレジットカードでの支払いでOKと思っていたニコニコパパは、これまで経験した旅行とは勝手の違うこの依頼に驚きました(家族4人の全行程の旅行代金の半額は十万円単位の金額にもなりますので・・・)。

まずはIntime社に「全額、現地でのクレジットカード払いにしたい。」と掛け合いましたが、不調に終わりました。次にIntime社を紹介したセレナホテルにも掛け合い、「一定額の前払いは仕方が無いから実施するが、せめて信用のおけるセレナホテルに送金するので予約を確保して欲しい。」と相談しましたが、「これがケニアでの通常のやり方です。Intime社は信用のおける会社なので、彼らの指定通りに支払ってください。」との連絡がありました。

前述のとおり、ナイロビの到着まで「本当に大丈夫かなぁ?」と思っていたほど不安を抱えていましたが、こうする以外に方法はないので、最終的には銀行に行って送金手続きを済ませました。

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サファリでの一日ってどんな感じ?(朝と夕方にゲーム・ドライブに出かけ、昼間は休憩といった感じです)

詳しくは後述のカテゴリー「アンボセリ国立公園」にてご紹介しますが、基本的には朝と夕方に動物を探しにゲーム・ドライブに出かけます。ゲーム・ドライブとは2時間から3時間かけて、サファリの動物のいそうなところを目指してガイド兼ドライバーが運転してくれるドライブのことです。

サファリにおいては、ゲーム・ドライブを除けばホテルの敷地から離れることはできませんので、ゲーム・ドライブ以外の時間はホテルの敷地内で過ごすことになります。ニコニコ家族では、主にトランプをしていました(日頃は休日でもあまり時間のないニコニコパパも家族とたくさんトランプをやりました)。

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伝染病とか大丈夫?(黄熱病の予防接種をしておきました)

過去、ケニアに入国するには黄熱病の予防接種が必要であり、それを証明するイエローカードを持参していなければなりませんでしたが、現在では黄熱病汚染地域ではない国(日本も該当)からの入国者は黄熱病の予防接種とイエローカードの提示は求められません。但し、安全を期するため、ニコニコ家族は全員が黄熱病の予防接種を受けておきました。また、マラリアを伝染させる蚊がいるとのことですが、サファリ各地は前述のとおり気温が朝晩は低くなるので、これらの蚊はあまりいないようです。但し、海岸の町モンバサは気温も高いので注意が必要なようです。マラリアの予防には薬を事前に飲んでおくことが必要だそうですが、海岸地域に行かなかったニコニコ家族は薬での予防措置はしていきませんでした。但し、虫除けの類はしっかり持参していきました。

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ケニアの衛生状態ってどう?(うーん、場所によりけりですね・・・)

ホテルの衛生状態は、日本のホテルとほとんど変わりませんでした。ただ、車での移動の途中にトイレ休憩に立ち寄るお土産屋さんのトイレは、日本で言えば人里はなれた山小屋の「汚いなぁ・・・」と感じるトイレ並みですし、国立公園や動物保護区の中にあるトイレはそれ以下ですね・・・。これらのトイレを使う機会は限定されていますが、こればかりは我慢するしかないですね・・・。

左の写真がホテルのトイレ、右の写真が移動の途中に立ち寄るお土産屋さんのトイレです。

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ケニアの治安ってどう?(ナイロビは良くないようです。ニコニコ家族はホテルでじっとしていました)

各サファリにおいては、基本的にサファリでのゲーム・ドライブとホテルでの休憩の繰り返しであり、ホテルから外に出ることはそもそもできないので、治安といったこととは無縁ですが、ナイロビは気をつけたほうが良さそうです。ナイロビセレナの各部屋に備え付けのブックレットにも「ジョギングは危険を伴うので、ホテル内のジムを使ってください。」と記載されていました。各種ガイドブックにも注意書きが多く、家族で楽しい思い出を作るために無用な冒険は避けることにしました。

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ケニアの気候ってどんなの?(過ごしやすいですが、朝晩は少し冷え込みます)

ケニアは赤道直下に位置しますが、ナイロビを始め各サファリのある場所は標高が1600mから1700mぐらいなので、大変過ごしやすかったです。ニコニコ家族が滞在したのは8月末でしたが、朝は15度~20度程度で長袖の上着がないと肌寒いです。昼間は30度を超えますが乾燥しているので日陰だと涼しいです。ニコニコ家族では半袖のシャツを基本にし、いつでも羽織ることのできる長袖の上着を持っていましたが、上着に加えてトレーナーを1枚ぐらい持ってくればよかったように感じました。因みにケニアの天気予報はこちらのサイドでご覧いただけます。(http://uk.weather.yahoo.com/africa/Kenya/)

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ケニアの食事って大丈夫?(十分おいしいです)

ニコニコパパにとっては十分おいしかったのですが、お肉が苦手で繊細な味覚を持っているニコニコママは苦労していました。ただ、あまり細かいことに拘らない方であれば、十分満足できるものだと思います。

ニコニコパパの独断と偏見によれば、アメリカやイギリスでの食事に比べれば、100倍充実していると言えます。

野菜はそれなりに揃っていますし、メインディッシュはお肉とお魚のいずれかから選ぶことが可能です。また、フルーツが豊富で、パイナップル、スイカ、パッションフルーツ、メロン、パパイヤなどの果物が、どのホテルでも食べ放題でした。Pict0113

朝食と昼ごはんは、洋食のバイキング、夕食は前菜・スープ・メインディッシュ・デザートからなるコース料理でした。

ニコニコ家族では、食中毒対策に慎重を期したため、生野菜・乳製品は口にしませんでしたので、ベジタリアンのニコニコママは食べるものが限定されてしまい、とても苦労しましたが、一つだけ救われたのは、どのホテルでも毎朝、卵を自分の好きなように調理してくれることです。目玉焼きは勿論ですが、たまねぎ、トマト、ズッキーニ、マッシュルームなどの細切れを自分の好みで選んでオムレツを作ってもらうことができます。

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車での移動って大丈夫?(ちょっと疲れますが大丈夫です)

ナイロビからアンボセリまでは4時間半、ナイロビからナクル湖までは3時間、ナクル湖からマサイ・マラまでは7時間、マサイ・マラからナイロビまでは6時間半を要しました(いずれも休憩時間を含む)。

これだけを見ると「大丈夫か・・・」というようにお感じの方も多いと思いますし、ニコニコパパも実はかなり心配でした。

また、「ケニアの道路事情は劣悪で、しかも運転が荒く、砂利道や土道を100キロぐらいの速度で土煙をあげながらツルツルのタイヤで爆走する・・・・」なんていう噂も聞いていたので、長時間というだけでなく安全の面からも大変心配していました。

そうしたことから、takutakuさんのサイト(http://park12.wakwak.com/~takutaku/africa/africa0.htm)では、「ナイロビから各サファリへの交通には車よりも早くて安全で快適な飛行機を利用するほうがよい。車は無謀だ。」と紹介されています。

ニコニコパパも飛行機の移動を考えてみましたが、コストの面でかなり割高になるので、結局、一抹の不安を覚えながらも車での移動を選びました。

とはいっても、「でこぼこ砂利道を100キロなんかで走ったら、ガタゴトどころの揺れでなく、不用意におしゃべりでもしていたら、舌をかんだり頭を車の天井にぶつけてケガをしたり、なんてことになるんじゃないだろうか・・・・」とまじめに心配し、マウスピースの購入も検討したほどでしたが、インターネットで「ケニア、旅行、ケガ」などのキーワードで検索しても、そうした記事は出てこなかったので、持ち前の「何とかなるさ。出たとこ勝負!!」の精神で特段の備えはしませんでした。

実際に行ってみると、確かに、ケニアの道路事情はかなりPict0146悪いです。舗装されている幹線道路でも場所によっては、アスファルトが剥がれていたりしますし、幹線道路を外れてサファリに向かう道は砂利道・土道となっており、こうした砂利道・土道を2時間以上も走ることもあります。

ただ、砂利道・土道ではさすがに時速50キロからせいぜい60キロですし、デコボコの酷いところでは、速度を十分に落としてドライバーのジョセフは走ってくれました。2時間以上の砂利道はマッサージ機に2時間ずっと乗っているような感じであり、決して快適ではありませんし、お尻も少し痛くもなりますが、過ぎてしまえば「まぁ、こんなもんか・・・」といった感じです。さすがに精密機器にはこたえるだろうと思い、持参したパソコンとビデオカメラを入れたバッグはずっと膝の上に抱えていました。因みに座布団などは持って行きませんでしたし、マウスピースも持って行きませんでした。また、車もエアコンがきちんと入ったので、ほこりの多いところは窓を閉めていました。ニコニコ家族の娘達は結構、車の中で寝入っていました。

金を掛けて飛行機で移動すれば、もっと楽なのは勿論でしょうが、節約旅行のためには少しは我慢も必要というところでしょうか・・・。ただし、例えばマサイ・マラだけに行くのであれば、飛行機を使ってうまくスケジュールを組めば、ナイロビでの宿泊を1日分削るスケジュールとすることも可能なので、コストを少しは抑えることができるかもしれません。因みに、ケニア国内のチャーター機のナイロビ市内での発着はWilson Airportからとなります。Wilson Airportは国際線発着のJomo Kenyatta Airportとはそれほど離れていませんので、「成田と羽田・・・」のようなイメージで考えなくても結構です。また、Intime 社(http://www.itsafaris.com/profile.htm)では、航空機を使ったツアーもアレンジしてくれます。

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ホテルはどこにしようか?(ニコニコ家族では、ナイロビ、アンボセリ、マサイ・マラではセレナホテルに宿泊し、ナクル湖ではLake Nakuru Lodgeに宿泊しました。)

ホテルの選択は前述のツアー会社の選定と密接に関っていますが、セレナホテル(http://www.serenahotels.com)はナクル湖以外の3箇所にホテルを有していたので、予約がやり易かったです。また、アンボセリ、マサイ・マラともにゲーム・ドライブには便利な場所にあります。特にマサイ・マラ動物保護区は非常に広く、保護区の端から端までは何十キロもあります。マラ・セレナホテルはヌーが川渡りをするマラ川の近くに位置しているので、ヌーの川渡りに関心のある方にはお勧めです(と言っても、ニコニコ家族は小さな群れの川渡りにしか遭遇できませんでしたが・・・)。

ホテルの設備は、テレビが無いことや風呂場に浴槽がないことを除けば、日本のきちんとしたホテルとほぼ同レベルであり快適でした。但し、Lake Nakuru Lodge(http://www.lakenakurulodge.com/)だけは、ちょっとシャビーでした(詳しくは、カテゴリー「ナクル湖」をご覧ください)。また、Lake Nakuru Lodgeとアンボセリセレナではシャワーのお湯がぬるかったり、水圧が低かったりしました。

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航空会社はどこにしようか?(ニコニコ家族は関空経由のカタール航空を利用しました。)

ケニアへの行き方は主に二通りあります。

一つはヨーロッパ経由、もう一つは中東経由です(その他にバンコク経由というのもありますが、帰国便の接続があまりよくありません)。

中東経由は、関西国際空港の開業後のここ最近に可能になったルートであり、関空に就航しているカタール航空とエミレーツ航空の二つの航空会社の選択肢があります。

ヨーロッパ経由は、ロンドン、アムステルダムなどを経由してケニアに入るものです。ケニアへのついでにヨーロッパでも少しばかり楽しみたいとお考えの方や、欧州系の航空会社のマイレージを使いたいとお考えの方、どうしても成田からの出発に拘りたい方ならこのルートがいいと思いますが、「それほど長期間の休暇が取れないが、とにかくケニアを限られた時間で満喫したい」とお考えの方であれば、中東経由をお勧めします。その理由は・・

  1. 時間を有効に使える→関空から中東へ向けた便は、夜遅くに関空を出発します。従って、忙しい方は「夕方まで会社で仕事をして、5時に会社から空港へ直行」なんてこともできるのです。また、帰りの便も中東を夜遅くに出発しますので、ナイロビを午後2時ごろまでに出発すれば、その夜の便で中東を出発し、翌日に日本へ到着ということも可能です。因みにヨーロッパ経由だと往復のいずれにおいてもヨーロッパの中継地で一泊することになるようです。
  2. 飛行機に乗っている時間が少し短い→関空からドーハまでは約11時間、ドーハからナイロビまでは約5時間です。例えばロンドン経由だと、日本からアムステルダムまでは約12時間、アムステルダムからナイロビまで約10時間を要します。
  3. 東京地区からだと羽田空港発となる→エミレーツ航空もカタール航空も関空発となるので、東京地区からだと一旦羽田から関空に向かいますので、都心のオフィスから空港へ直行というのが成田よりもかなり便利です。

但し、上記の通り最短時間でケニアに到着できる便は曜日が限定されているので、事前によくお調べになってください。

最終的にカタール航空を選んだのは、エミレーツ航空よりも料金が少し安めだったためです。ただ、カタール航空の中継点ドーハよりもエミレーツ航空の中継点ドバイの方がずっと充実したお買い物を楽しむことができるので、「やっぱりお買い物!!」という奥様の皆様はエミレーツのほうが良いかもしれません。

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ケニアのどこに行こうか?(ニコニコ家族は、アンボセリ国立公園、ナクル湖国立公園、マサイ・マラ動物保護区に行きました。)

Kenyamap1 ケニアには数多くの国立公園があり、それぞれにいろ いろな特徴があるようです。また、少し足を伸ばせば、ケニアの南の隣国のタンザニアのンゴロンゴロ自然保護区にも行くことができますし、また西に足を伸ばせば(これは結構遠くですが)、ナイル川の源流のビクトリア湖があり、魚釣りのツアーなんかもあるみたいです。

2週間の限られた日程のなかでニコニコ家族が選んだのは、アンボセリ国立公園、ナクル湖国立公園、マサイ・マラ動物保護区です。これらを選んだ理由を簡単にご説明すると・・・(詳細は後述の「さあ、出発」をご覧ください)。Pict0061_1

  1. アンボセリ国立公園→首都ナイロビから南東に約250kmのところにあり、キリマンジャロが一望できます。また、ゾウをたくさん見ることができます。

  2. ナクル湖国立公園→ナイロビの北西170kmのところにあり、Pict0042_editedフラミンゴが200万羽も生息しています。また、サイがたくさんいます。

  3. マサイ・マラ動物保護区→ナイロビの南西約260kmのところにあるケニアで最も有名な動物保護区です。ケニアの南に位置するタンザニアとセレンゲティ国立公園区と実は繋がっており、人Pict0008為的に作られた国境を超えるか否かで名称がことなります。まさに「野生の王国」の世界で広大な大地に様々な動物が生息しており、 アンボセリに比べるとライオン・チーターなどの肉食獣に出会い機会がずっと多いです。また、ヌーの川渡りが見られるのもこの動物保護区です。

上記3つの国立公園・動物保護区を下記のスケジュールで巡ることにしました。

8/17(木) 日本を出発(機内泊)

8/18(金) カタールの首都ドーハで乗り換えて午後にナイロビ着(宿泊ナイロビ)

8/19(土) アンボセリに出発(宿泊アンボセリ)

8/20(日) アンボセリに滞在(宿泊アンボセリ)

8/21(月) アンボセリからナイロビ経由でナクル湖へ移動(宿泊ナクル湖)

8/22(火) ナクル湖に滞在(宿泊ナクル湖)

8/23(水) ナクル湖からマサイ・マラに移動(宿泊マサイ・マラ)

8/24(木)~8/26(土)マサイ・マラに滞在(宿泊マサイ・マラ)

8/27(日) マサイ・マラからナイロビへ移動(宿泊ナイロビ)

8/28(月) ナイロビから空路ドーハへ移動(宿泊ドーハ)

8/29(火) ドーハに滞在(宿泊ドーハ)

8/30(水) ドーハを出発(機内泊)

8/31(木) 日本へ到着

アンボセリに2泊、ナクル湖に2泊、マサイ・マラに4泊したことになります。子連れなので、車での移動を考慮して、パック旅行よりも少し余裕をもったスケジュールにしました。自画自賛になりますが、結構いい感じだったのではないかと思います。

ただ、スケジュールに余裕の無い方であれば、マサイ・マラを3泊にするか、アンボセリの滞在を止めてナクル湖とマサイ・マラに滞在なさることをお勧めします(後者の場合は、マサイ・マラの滞在日数をできるだけ長めに取ることになります)。

アンボセリにもマサイ・マラにもいないフラミンゴが生息しているナクル湖は外せないとして、一見矛盾するようなマサイ・マラ短縮パターンとアンボセリ省略パターンとが並存していますが、それは好みによります。

「せっかくだからキリマンジャロをどうしても見たい」という方には、マサイ・マラ短縮パターンをお勧めします。一方、「キリマンジャロよりもたくさんの動物のいろんなシーンを見たい」という方には、アンボセリ省略パターンをお勧めします。キリマンジャロにさえ拘らなければアンボセリを丸々省略することを是とする理由は下記の通りです。

  1. マサイ・マラにはアンボセリで見ることのできる動物はほとんどいます。ゾウだけはアンボセリのほうが大群に出会うことが多いですが、マサイ・マラでもきちんと探せば十数頭のゾウの一群に出会うことが可能です。
  2. マサイ・マラではライオンやチーターといった肉食動物に出会う機会がアンボセリよりも圧倒的に多く、狩りをするシーンや草食動物を食べているシーンに出会うチャンスが多いです。
  3. アンボセリでは基本的に車道を外れることができませんが、マサイ・マラでは車道を外れることも許されており、多くの動物にかなり接近することができます。
  4. マサイ・マラでは季節によってはヌーの川渡りを見ることが出来ます。

最後に、ドーハに滞在したのは「カタールなんてそうそう来ることも無いだろうから、乗換えだけだともったいないので、砂漠でも見に行くか!」とのニコニコパパが判断したためです。

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どこの旅行会社を使うの?(ニコニコ家族では、日本の旅行会社を全く通さず、現地のIntime Sightseers Safarisという会社を使いました。)

ニコニコ家族は、結構、いろいろなところに旅行に行っていますが、いつもなるべく経費を抑えるために、いわゆる「パック旅行」を使ったことはありません。ニコニコパパがインターネットでめぼしいホテルを探し出し、移動はほとんどの場合、レンタカーを使います。幸いニコニコパパもニコニコママも英語がそれなりにできるので、ホテルやレンタカーの手配などは、全てインターネットで済まします。そして、自分たちの好みのままに行き先・スケジュールを組んでいきます。スイスを旅行したときは見慣れぬドイツ語の標識で左ハンドル・ミッション車で悪戦苦闘し、フィンランドへオーロラを見に行ったときは、一面雪で覆われた道路を何百キロもドキドキ緊張しながら運転したために酷い肩こりになってしまったこともあります。そんなニコニコパパでも、標識もまばらな大地での運転、治安の面での不安などから、さすがにケニアをレンタカーで運転するなんという大それたことは考えもしませんでした。「やっぱり勝手の分からないケニアだし、子供も連れていくんだから、今度ばかりは旅行会社を使うべきかなぁ・・・。」とニコニコパパも感じていました。でも、やっぱり「なんとか節約できないかなぁ・・・」というニコニコパパの関西人の血がパック旅行をそのまま使うことに耐えられず、ニコニコパパの挑戦が始まりました。ニコニコパパは早速得意技のインターネットでいろいろと調べました。そこで分かったのは、飛行機の降り立つナイロビからサファリのある各地への移動とサファリでの動物を求めてのゲーム・ドライブ(*)の全てをセットにした国内自動車ツアーを請け負ってくれるツアー会社がケニアには多数あるらしいということでした。 *ゲーム・ドライブとは、サファリの中を車に乗って動物を探しに行くドライブのことです。ケニアではKenya Tourist Boardという旅行会社の協会があり、「ここの会員の旅行会社ならば大丈夫なのかなぁ・・・」と思って、この協会のサイト(http://www.magicalkenya.com)で紹介されている旅行会社から適当なものを選ぼうと思いました。ところが・・・・・、「あまりに多過ぎてどれを選んだらいいの????」となってしまいました。日本でも先日のワールドカップのドイツへのツアーで試合のチケット代金を中国の悪徳業者に騙されてチケットを手配できなかっただけでなく、倒産までしてしまった旅行会社があったように、「こんな感じで旅行会社を選んだのはいいけど、ケニアに到着したはいいが、現地の旅行会社に騙されて・・・・」なんて悪夢がニコニコパパの頭から離れません。関西人の血も「まぁ、今回ばかりは安心代(保険)ということで、少しぐらい高くてもパック旅行を申し込むか・・・」との不安に負けそうになりましたが、ニコニコパパの関西人の血はなかなかしぶといらしく、新たなアイデアが浮かんできました。そのアイデアとはいわゆる一流どころと言われているホテルに予約を入れ、そのホテルにツアー会社を紹介してもらおうというものです。一流どころのホテルであれば、自社の評判に傷がつくような信用のおけないツアー会社を紹介することはないだろうとの判断でした。この方法で出てきた値段とパック旅行のツアー料金を比較することにしました。これまで欧米をめぐる旅行では安モーテルなどを利用するニコニコパパもさすがに子連れのアフリカ旅行では治安やサービスの面で一流どころのホテルに宿泊することに決めていましたので、早速、世界的に名の知れているナイロビ・ヒルトン、ナイロビ・インターコンチネンタルに加えてケニア現地資本の一流ホテルであるナイロビ・セレナホテル(http://www.serenahotels.com)にメールを送りました。ほどなく、各ホテルから旅行会社が紹介され、それらの旅行会社から旅行プランと見積りがメールで送られてきましたが、最終的にはナイロビ・セレナホテルから紹介されたIntime Sightseers Safarisという会社を選びました。(以下、「Intime社」と表記します。http://www.itsafaris.com/profile.htm)その理由は下記の通りでした。

  1. セレナホテルはケニア各地にホテルを有しており、この会社を使えば各地のセレナホテルの予約がスムーズに確保できると思われたこと(他のホテルは各地には自社のホテルを持っていないので、他のホテルが紹介したツアー会社から送られてきた見積りには「○○ホテルと同等クラスのホテル」という記載に止まっており、具体的なホテル名がありませんでした。)
  2. 12歳になるニコニコ長女の料金は子供料金で可であった。
  3. 4人が一部屋に宿泊したいとの希望にOKを出してくれたのはこの会社だけだった。 d.勿論当然ですが、ツアー料金と格安航空券の合計金額が日本の旅行会社各社のパック料金よりも安かった。
  4. パック旅行と違って、自分の行きたいところや滞在したい期間を自由に設定できる。

セレナホテルからの紹介とは言えども、正直言ってナイロビの空港に降り立つまで「本当に空港まで迎えに来てくれるかなぁ?」という不安は少しはありましたが、きちんと到着時刻に空港に迎えに来てくれましたし、ガイド兼運転手のジョセフはいつも時間きっかりにホテルまで迎えに来てくれました(ナイロビを出発する便は早朝の出発だったのですが、朝4時半に約束通りにホテルまで迎えに来てくれました)。また、時間に正確なだけではなく、我々の希望に応じてサファリを回ってくれ、アンボセリ国立公園にも6000日もの滞在経験があるベテランのガイドだったので、アンボセリだけでなく各サファリにていろんな動物を見つけてくれました。ケニアの旅行はサファリへの交通とサファリ内のゲーム・ドライブにほとんどの時間を費やすため、ドライバー兼ガイドの質に旅全体の満足度が大きく左右されます。我々の場合は、あくまで結果論ですが、非常に良いドライバー兼ガイドに巡り会ったと思います。

最後にパック旅行とニコニコ家族のような現地ツアー会社への直接申し込みを比較すると下記のことが言えると思います。

1. パック旅行のメリデメ

メリット→(1)各種手続きが簡単(旅行代金さえ払えば大体のことは旅行会社がしてくれる、(2)各種連絡は日本の旅行会社にすればよいので簡単だし、日本語でOK、(3) 現地で日本語ガイドが付いてくれる、(4) 航空会社へのリコンファームも不要

デメリット→(1)必然的に高くなる、(2)自分の好みに合わせたスケジュールにできないことが多い、(3)集団で行動するので現地でも自分の好みを出すことが難しい。

2. 現地直接申し込みのメリデメ

基本的にパック旅行のメリデメと反対ですが、料金が安くなるということと、スケジュール策定も現地でも自分の好みに合わせることができるということが大きいと思います。例えば、ヌーの川渡りを見たいので川べりで何時間も待つなどといったことは、集団行動のパック旅行では難しいと思います。特に子連れの場合は、子供が突然「トイレに行きたい」とか言い出すととても肩身の狭い思いをすると思います。ただ、最大のネックは、全て英語でやらなければならないことですね・・・。

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いつまでに決めるの?(ゴールデンウィーク前までに決めましょう)

8月に行くのであれば、ゴールデンウィークまでには全ての予約を済ましておいたほうが良さそうです。後ほど詳しくご説明しますが、今回ニコニコ家族の使ったカタール航空もゴールデンウィーク中に予約したにも関らず、結構、いろんな便が詰まっていて、少し肝を冷やしました。

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いつ行くの?(ニコニコ家族は8月下旬に行きました)

「いつ旅行に行くか」は、当然のことながら「いつ休みが取れるか」ということに大きく左右されます。これに加えて重要なのは、ケニアには雨季と乾季がある点です。雨季は4~6月頃(大雨季)と10~12月です。日本の梅雨と違って一日中じめじめしているというわけではなく、毎日、夕方になるとスコールが1時間から4時間ぐらいざっと降ってくるというようなことらしいのですが、雨季は道路がぬかるみます。残念ながら、ケニアの道路事情は日本と比べれば随分遅れており、サファリの中は勿論、サファリに通じる道も舗装されておらず、舗装した幹線道路から何十キロも舗装されていない道を走ります。雨季にはこうした道路がかなりぬかるみ、最悪の場合、車が立ち往生してしまい、助けを待つこともあるらしいです。サファリを案内するツアー会社の車はどれも無線を積んでいるので、人里離れた場所で立ち往生してもいつかは助けに来てもらえるみたいですが、やっぱりちょっと不安ですよね。実Pict0140際、ニコニコ家族が旅行をしたのは乾季の8月末ですが、雨にも出くわしました。一晩雨が降ったあとの道はすごくぬかるんでおり、頻繁に雨の降る雨季のことを想像すると「やっぱり乾季に来るべき・・・」と感じました。

それからもう一つ時期を決める決め手となったのは、ニコニコママの「ヌーの川渡りを見たい!!」という発言でした。ヌーは餌を求めて移動するのですが、ちょうど8月の後半にマサイ・マラ動物保護区のマラ川を大群で川渡りします。8月のいつ頃に川渡りをするかどうか決まっているわけではないのですが、とにかくチャンスがありそうな8月の後半に行くことに決めました。

それから追加ですが、8月後半であれば少しだけ航空代金が安めになるという利点もあります。

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大丈夫です!!

「アフリカに行きたい!!ケニアに行きたい!!」ニコニコママは何年も前から言っていました。アフリカのケニアやタンザニアのサファリを特集するテレビ番組を見るたびに、ニコニコママは食い入るように見ていたのでした。

でも、小学生の子供たちが二人(6年生の長女と3年生の次女)いるニコニコパパは、「アフリカ旅行って高いだろうし、食事や交通やホテルや安全面とか、子供をつれての旅行なんて無理なんじゃない?」と思っていました。

ニコニコ家族はこれまで、欧米にいろいろと旅行をしています。ニコニコママが「あんなところ行けたらいいなぁ・・・」というと、こっそりニコニコパパがインターネットや本屋さんの立ち読みで情報を集め、「じゃあ、こんなスケジュールでどうだろう?」って感じで行き先が決まっていきます。「アフリカに行きたい!!ケニアに行きたい!!」とニコニコママは何回も言っていました。今までであれば、ニコニコパパはこっそりとインターネットや本屋の立ち読みでスケジュールを立てるのですが、勝手の分からないアフリカ・ケニアへの旅行にはしり込みしていました。

だけど、アフリカ・ケニアへの旅行を終えた今ではニコニコパパは自身をもって言えます。「子供がいても大丈夫!!」だと。

はっきり言って、旅行に出ると決め手からも実際にケニアに来てみるまでは、結構不安があったのは事実です。でも、会社の休みのタイミング、子供たちの年齢などを考えると、2006年の今年を逃すとなかなかチャンスがないだろうと思い、半ば「出たとこ勝負!」といった感じで出発を決めたのでした。

「このブログが、アフリカへ行きたいと思っていながらニコニコパパと同じような不安を抱えている皆さんにとって少しでもお役に立てれば・・・」と思って、ニコニコパパはキーボードを叩いています。

尚、分かりやすくするために、各項目にはまずは「まとめ」を記載しています。お時間のある方は追加の説明&旅行記にも目を通していただければと思います。

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このブログの目的

このブログの目的は下記の2点です。

  1. 「ケニアに旅行したい。でも、本当のところどうなんだろう?」とお感じになっている方にご参考にしていただく。
  2. 自由にしかも少し安くにケニアを旅行するためのヒントを提供する。

このブログの記載内容は神奈川県在住の通称「ニコニコ家族」が2006年8月に経験したケニアでの旅行の事実に即したものです。特に目的2に関してはニコニコ家族は手探りで何とかやり遂げました。ケニア旅行に関して同じような不安・疑問を持っている方々の参考となり、このブログをご覧になったかたが少しでも安心してケニア旅行を経験してくだされば、作成者としてはうれしい限りです。

尚、記載内容はあくまでもニコニコ家族が経験した範囲内の事実に限られていますので、記載内容に関してブログ作成者は一切の責任を負わないことについて予めご了承願います。

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