2006年9月10日 (日)

ケニアのどこに行こうか?(ニコニコ家族は、アンボセリ国立公園、ナクル湖国立公園、マサイ・マラ動物保護区に行きました。)

Kenyamap1 ケニアには数多くの国立公園があり、それぞれにいろ いろな特徴があるようです。また、少し足を伸ばせば、ケニアの南の隣国のタンザニアのンゴロンゴロ自然保護区にも行くことができますし、また西に足を伸ばせば(これは結構遠くですが)、ナイル川の源流のビクトリア湖があり、魚釣りのツアーなんかもあるみたいです。

2週間の限られた日程のなかでニコニコ家族が選んだのは、アンボセリ国立公園、ナクル湖国立公園、マサイ・マラ動物保護区です。これらを選んだ理由を簡単にご説明すると・・・(詳細は後述の「さあ、出発」をご覧ください)。Pict0061_1

  1. アンボセリ国立公園→首都ナイロビから南東に約250kmのところにあり、キリマンジャロが一望できます。また、ゾウをたくさん見ることができます。

  2. ナクル湖国立公園→ナイロビの北西170kmのところにあり、Pict0042_editedフラミンゴが200万羽も生息しています。また、サイがたくさんいます。

  3. マサイ・マラ動物保護区→ナイロビの南西約260kmのところにあるケニアで最も有名な動物保護区です。ケニアの南に位置するタンザニアとセレンゲティ国立公園区と実は繋がっており、人Pict0008為的に作られた国境を超えるか否かで名称がことなります。まさに「野生の王国」の世界で広大な大地に様々な動物が生息しており、 アンボセリに比べるとライオン・チーターなどの肉食獣に出会い機会がずっと多いです。また、ヌーの川渡りが見られるのもこの動物保護区です。

上記3つの国立公園・動物保護区を下記のスケジュールで巡ることにしました。

8/17(木) 日本を出発(機内泊)

8/18(金) カタールの首都ドーハで乗り換えて午後にナイロビ着(宿泊ナイロビ)

8/19(土) アンボセリに出発(宿泊アンボセリ)

8/20(日) アンボセリに滞在(宿泊アンボセリ)

8/21(月) アンボセリからナイロビ経由でナクル湖へ移動(宿泊ナクル湖)

8/22(火) ナクル湖に滞在(宿泊ナクル湖)

8/23(水) ナクル湖からマサイ・マラに移動(宿泊マサイ・マラ)

8/24(木)~8/26(土)マサイ・マラに滞在(宿泊マサイ・マラ)

8/27(日) マサイ・マラからナイロビへ移動(宿泊ナイロビ)

8/28(月) ナイロビから空路ドーハへ移動(宿泊ドーハ)

8/29(火) ドーハに滞在(宿泊ドーハ)

8/30(水) ドーハを出発(機内泊)

8/31(木) 日本へ到着

アンボセリに2泊、ナクル湖に2泊、マサイ・マラに4泊したことになります。子連れなので、車での移動を考慮して、パック旅行よりも少し余裕をもったスケジュールにしました。自画自賛になりますが、結構いい感じだったのではないかと思います。

ただ、スケジュールに余裕の無い方であれば、マサイ・マラを3泊にするか、アンボセリの滞在を止めてナクル湖とマサイ・マラに滞在なさることをお勧めします(後者の場合は、マサイ・マラの滞在日数をできるだけ長めに取ることになります)。

アンボセリにもマサイ・マラにもいないフラミンゴが生息しているナクル湖は外せないとして、一見矛盾するようなマサイ・マラ短縮パターンとアンボセリ省略パターンとが並存していますが、それは好みによります。

「せっかくだからキリマンジャロをどうしても見たい」という方には、マサイ・マラ短縮パターンをお勧めします。一方、「キリマンジャロよりもたくさんの動物のいろんなシーンを見たい」という方には、アンボセリ省略パターンをお勧めします。キリマンジャロにさえ拘らなければアンボセリを丸々省略することを是とする理由は下記の通りです。

  1. マサイ・マラにはアンボセリで見ることのできる動物はほとんどいます。ゾウだけはアンボセリのほうが大群に出会うことが多いですが、マサイ・マラでもきちんと探せば十数頭のゾウの一群に出会うことが可能です。
  2. マサイ・マラではライオンやチーターといった肉食動物に出会う機会がアンボセリよりも圧倒的に多く、狩りをするシーンや草食動物を食べているシーンに出会うチャンスが多いです。
  3. アンボセリでは基本的に車道を外れることができませんが、マサイ・マラでは車道を外れることも許されており、多くの動物にかなり接近することができます。
  4. マサイ・マラでは季節によってはヌーの川渡りを見ることが出来ます。

最後に、ドーハに滞在したのは「カタールなんてそうそう来ることも無いだろうから、乗換えだけだともったいないので、砂漠でも見に行くか!」とのニコニコパパが判断したためです。

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どこの旅行会社を使うの?(ニコニコ家族では、日本の旅行会社を全く通さず、現地のIntime Sightseers Safarisという会社を使いました。)

ニコニコ家族は、結構、いろいろなところに旅行に行っていますが、いつもなるべく経費を抑えるために、いわゆる「パック旅行」を使ったことはありません。ニコニコパパがインターネットでめぼしいホテルを探し出し、移動はほとんどの場合、レンタカーを使います。幸いニコニコパパもニコニコママも英語がそれなりにできるので、ホテルやレンタカーの手配などは、全てインターネットで済まします。そして、自分たちの好みのままに行き先・スケジュールを組んでいきます。スイスを旅行したときは見慣れぬドイツ語の標識で左ハンドル・ミッション車で悪戦苦闘し、フィンランドへオーロラを見に行ったときは、一面雪で覆われた道路を何百キロもドキドキ緊張しながら運転したために酷い肩こりになってしまったこともあります。そんなニコニコパパでも、標識もまばらな大地での運転、治安の面での不安などから、さすがにケニアをレンタカーで運転するなんという大それたことは考えもしませんでした。「やっぱり勝手の分からないケニアだし、子供も連れていくんだから、今度ばかりは旅行会社を使うべきかなぁ・・・。」とニコニコパパも感じていました。でも、やっぱり「なんとか節約できないかなぁ・・・」というニコニコパパの関西人の血がパック旅行をそのまま使うことに耐えられず、ニコニコパパの挑戦が始まりました。ニコニコパパは早速得意技のインターネットでいろいろと調べました。そこで分かったのは、飛行機の降り立つナイロビからサファリのある各地への移動とサファリでの動物を求めてのゲーム・ドライブ(*)の全てをセットにした国内自動車ツアーを請け負ってくれるツアー会社がケニアには多数あるらしいということでした。 *ゲーム・ドライブとは、サファリの中を車に乗って動物を探しに行くドライブのことです。ケニアではKenya Tourist Boardという旅行会社の協会があり、「ここの会員の旅行会社ならば大丈夫なのかなぁ・・・」と思って、この協会のサイト(http://www.magicalkenya.com)で紹介されている旅行会社から適当なものを選ぼうと思いました。ところが・・・・・、「あまりに多過ぎてどれを選んだらいいの????」となってしまいました。日本でも先日のワールドカップのドイツへのツアーで試合のチケット代金を中国の悪徳業者に騙されてチケットを手配できなかっただけでなく、倒産までしてしまった旅行会社があったように、「こんな感じで旅行会社を選んだのはいいけど、ケニアに到着したはいいが、現地の旅行会社に騙されて・・・・」なんて悪夢がニコニコパパの頭から離れません。関西人の血も「まぁ、今回ばかりは安心代(保険)ということで、少しぐらい高くてもパック旅行を申し込むか・・・」との不安に負けそうになりましたが、ニコニコパパの関西人の血はなかなかしぶといらしく、新たなアイデアが浮かんできました。そのアイデアとはいわゆる一流どころと言われているホテルに予約を入れ、そのホテルにツアー会社を紹介してもらおうというものです。一流どころのホテルであれば、自社の評判に傷がつくような信用のおけないツアー会社を紹介することはないだろうとの判断でした。この方法で出てきた値段とパック旅行のツアー料金を比較することにしました。これまで欧米をめぐる旅行では安モーテルなどを利用するニコニコパパもさすがに子連れのアフリカ旅行では治安やサービスの面で一流どころのホテルに宿泊することに決めていましたので、早速、世界的に名の知れているナイロビ・ヒルトン、ナイロビ・インターコンチネンタルに加えてケニア現地資本の一流ホテルであるナイロビ・セレナホテル(http://www.serenahotels.com)にメールを送りました。ほどなく、各ホテルから旅行会社が紹介され、それらの旅行会社から旅行プランと見積りがメールで送られてきましたが、最終的にはナイロビ・セレナホテルから紹介されたIntime Sightseers Safarisという会社を選びました。(以下、「Intime社」と表記します。http://www.itsafaris.com/profile.htm)その理由は下記の通りでした。

  1. セレナホテルはケニア各地にホテルを有しており、この会社を使えば各地のセレナホテルの予約がスムーズに確保できると思われたこと(他のホテルは各地には自社のホテルを持っていないので、他のホテルが紹介したツアー会社から送られてきた見積りには「○○ホテルと同等クラスのホテル」という記載に止まっており、具体的なホテル名がありませんでした。)
  2. 12歳になるニコニコ長女の料金は子供料金で可であった。
  3. 4人が一部屋に宿泊したいとの希望にOKを出してくれたのはこの会社だけだった。 d.勿論当然ですが、ツアー料金と格安航空券の合計金額が日本の旅行会社各社のパック料金よりも安かった。
  4. パック旅行と違って、自分の行きたいところや滞在したい期間を自由に設定できる。

セレナホテルからの紹介とは言えども、正直言ってナイロビの空港に降り立つまで「本当に空港まで迎えに来てくれるかなぁ?」という不安は少しはありましたが、きちんと到着時刻に空港に迎えに来てくれましたし、ガイド兼運転手のジョセフはいつも時間きっかりにホテルまで迎えに来てくれました(ナイロビを出発する便は早朝の出発だったのですが、朝4時半に約束通りにホテルまで迎えに来てくれました)。また、時間に正確なだけではなく、我々の希望に応じてサファリを回ってくれ、アンボセリ国立公園にも6000日もの滞在経験があるベテランのガイドだったので、アンボセリだけでなく各サファリにていろんな動物を見つけてくれました。ケニアの旅行はサファリへの交通とサファリ内のゲーム・ドライブにほとんどの時間を費やすため、ドライバー兼ガイドの質に旅全体の満足度が大きく左右されます。我々の場合は、あくまで結果論ですが、非常に良いドライバー兼ガイドに巡り会ったと思います。

最後にパック旅行とニコニコ家族のような現地ツアー会社への直接申し込みを比較すると下記のことが言えると思います。

1. パック旅行のメリデメ

メリット→(1)各種手続きが簡単(旅行代金さえ払えば大体のことは旅行会社がしてくれる、(2)各種連絡は日本の旅行会社にすればよいので簡単だし、日本語でOK、(3) 現地で日本語ガイドが付いてくれる、(4) 航空会社へのリコンファームも不要

デメリット→(1)必然的に高くなる、(2)自分の好みに合わせたスケジュールにできないことが多い、(3)集団で行動するので現地でも自分の好みを出すことが難しい。

2. 現地直接申し込みのメリデメ

基本的にパック旅行のメリデメと反対ですが、料金が安くなるということと、スケジュール策定も現地でも自分の好みに合わせることができるということが大きいと思います。例えば、ヌーの川渡りを見たいので川べりで何時間も待つなどといったことは、集団行動のパック旅行では難しいと思います。特に子連れの場合は、子供が突然「トイレに行きたい」とか言い出すととても肩身の狭い思いをすると思います。ただ、最大のネックは、全て英語でやらなければならないことですね・・・。

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いつまでに決めるの?(ゴールデンウィーク前までに決めましょう)

8月に行くのであれば、ゴールデンウィークまでには全ての予約を済ましておいたほうが良さそうです。後ほど詳しくご説明しますが、今回ニコニコ家族の使ったカタール航空もゴールデンウィーク中に予約したにも関らず、結構、いろんな便が詰まっていて、少し肝を冷やしました。

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いつ行くの?(ニコニコ家族は8月下旬に行きました)

「いつ旅行に行くか」は、当然のことながら「いつ休みが取れるか」ということに大きく左右されます。これに加えて重要なのは、ケニアには雨季と乾季がある点です。雨季は4~6月頃(大雨季)と10~12月です。日本の梅雨と違って一日中じめじめしているというわけではなく、毎日、夕方になるとスコールが1時間から4時間ぐらいざっと降ってくるというようなことらしいのですが、雨季は道路がぬかるみます。残念ながら、ケニアの道路事情は日本と比べれば随分遅れており、サファリの中は勿論、サファリに通じる道も舗装されておらず、舗装した幹線道路から何十キロも舗装されていない道を走ります。雨季にはこうした道路がかなりぬかるみ、最悪の場合、車が立ち往生してしまい、助けを待つこともあるらしいです。サファリを案内するツアー会社の車はどれも無線を積んでいるので、人里離れた場所で立ち往生してもいつかは助けに来てもらえるみたいですが、やっぱりちょっと不安ですよね。実Pict0140際、ニコニコ家族が旅行をしたのは乾季の8月末ですが、雨にも出くわしました。一晩雨が降ったあとの道はすごくぬかるんでおり、頻繁に雨の降る雨季のことを想像すると「やっぱり乾季に来るべき・・・」と感じました。

それからもう一つ時期を決める決め手となったのは、ニコニコママの「ヌーの川渡りを見たい!!」という発言でした。ヌーは餌を求めて移動するのですが、ちょうど8月の後半にマサイ・マラ動物保護区のマラ川を大群で川渡りします。8月のいつ頃に川渡りをするかどうか決まっているわけではないのですが、とにかくチャンスがありそうな8月の後半に行くことに決めました。

それから追加ですが、8月後半であれば少しだけ航空代金が安めになるという利点もあります。

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