2006年9月10日 (日)

4日目(8/20) アンボセリ滞在

<この日の教訓>

  1. 早朝ゲーム・ドライブは結構冷え込む(事前に水分を取り過ぎないように・・・)。
  2. マサイの村への訪問はアンボセリで済ませておこう(マサイ・マラは広いのでホテルからマサイの村まですごく遠いケースもある)。
  3. マサイの村では写真などの値段交渉は事前にしておこう。
  4. マサイの村でのお土産購入はしっかり値切ろう。

<本文>

「夜明けの太陽に染まるキリマンジャロの写真を撮りたい」とニコニコママはかねてから言っていたので、ニコニコパパとニコニコママは4:30ごろに起床し、5:00過ぎにホテルの門のキリマンジャロが見えるところに歩いていきました。途中、ホテルの従業員の人と出会ったので、「何時ごろに朝日が出るんですか?」と尋ねると「6時半頃ですね・・・」と言われ、部屋に戻って少し休憩しました。

結局、6:30スタートのゲーム・ドライブに予定通り出発Pict0076Pict0074しました。ちょうど夜明け前の状態であり、東の空がオレンジ色に染まり、その光をうっすらと受けるキリマンジャロの山頂が徐々にピンク色かかっていきました。この日は雲もなく、地平線の向こうに昇る美しい朝日を拝むことができました。

この日、ジョセフは前日にあまり見ることの出来なかっPict0079た肉食動物を探しに行ってくれました。運転席には無線が付いており、無線を使ってガイド同士が通信し、見つけた動物の情報を交換しています。

チーターがいたとの情報が入り、ジョセフはその方向に車を急がせました。残念ながらチーターはいなかったのですが、ライオンがいるという情報が近くから入りました。潅木の日陰になるところPict0084に、雄ライオンが一頭寝そべっていました。車が入れるすぐ近くのところに寝そべっていたので、前日と違って、ほんの5mほど先のところまで近づくことができ、家族全員大興奮です。ひとしきり写真撮影したあと、その場を離れてホテルに向かっていると、ジョセフが「あそこの遠くにチーターが歩いている」と教えてくれました。初めはわからなかったのですが、双眼鏡を手にして500m以上先の遠くに動いている影に照準を合わせると、チーターが歩いているのが見えました。チーターはライオンと違って小ぶりですが、足も体も細くてとても精悍な姿です。よく見ると4頭ものチーターが草も無い平原のうえをゆったりと歩いています。「もっと近くに寄ってきてくれればなぁ・・・」と思いつつもチーターを見ることができたことに満足し、ホテルへの道Pict0094_1を辿っていくと、大きなゾウが道路を占Pict0091領しており、前に進むことが出来ません。ゾウの後ろについてゾウの動きに合わせてゆ っくりと進むこと約5分、ようやくゾウは車道から外れて草のある場所へと進んでいきました。

早朝ゲーム・ドライブでは朝ごPict0086はんを食べずに出発します。ホテルでは紅茶やコーヒーを用意してくれます。ただ、飲みすぎに は注意しましょう。というのは、朝方は結構冷え込みますし、屋根を開けて走ると冷たい外気がどんどん入ってきますので、利尿作用のある紅茶・コーヒーを飲みすぎると、2時間余りのゲーム・ドライブ中に困ったことになるかもしれません。ニコニコ家族は、事前にこうした情報を手に入れていたので、困ったことにならなくて済みました。

ホテルに戻って朝食を済まし、予定通り10:00にマサイ族の村の見学に向かいました。後ほど、マサイ・マラに向かうことになっていたので、マサイ族なら「マサイ・マラだろう・・・」と思っていたのですが、ジョセフによると「マサイ・マラよりもアンボセリのほうが便利だから・・・」ということでした。マサイ・マラに行って分かったことですが、マサイ・マラは本当に広いので、ニコニコ家族が滞在したマラ・セレナホテルからマサイ族の村まで行くまでかなり遠かったのです。

アンボセリ・セレナを出て5分ほどでマサイ族の村に到着です。ガイドブックなどには、マサイ族の写真を撮るときは事前に交渉して確認しておかないと後でトラブルになると書いてあったので、まずは料金交渉です。村の見学料はジョセフから大人一人20ドル、子供一人10ドルと聞いていたので、その分は現金を用意してマサイ族の酋長の息子の人(この人の名前もジョセフだった)と話しました。マサイ族の人も英語をしゃべることができるので、聞いてみると写真は撮り放題とのことだったので、安心して写真を撮りました。まずは、村からたくさんの人が出てきて、歓迎のダンスをしてくれます。

その後、ライオンやゾウの侵入を防ぐためにPict0110アカシアの木で作っPict0104_1た柵に囲まれたマサイ族の村に入ります。この村には150人ほどの人が暮らしているそうです。村は牛のフンで作った家屋が円形にならんでおり、村の中心は広場のようになっています。ここで、あの有名なジャンプをするダンスを披露してくれました。高いジャンプをできるのが上手なダンサーだそうです。ニコニコママはジャンプの高さに驚くことしきりです。写真大好きのニコニコママも迫力に圧倒されてついつい写真を撮るのを忘れてしまったほどです。

ダンスの後は、木をこすって火を点けるところを見せてもらいました。硬いアカシアの木と柔らかい杉の木にこすり付けて出てくる熱い木の粉を乾燥させたゾウのフンに点火します。ニコニコパパもやらせてもらいました。Pict0105

火をおこした後は、牛のフンで作った家の中に案内してもらいました。家の中は涼しかったです。

だいたいこれでマサイ族の村の見学が終わりますが、その後、村の裏にあるお土産売り場に案内されます。各家庭が出店を出しているような形になっており、20ほどの家庭がマサイ族の人が身に着けているカラフルな首飾りやブレスレットなどを売っています。素材はビーズ、牛の骨、キリンの尻尾の毛、ヘマタイトという石などです。

酋長の息子のジョセフは「欲しいもの、興味のあるものを各店から取っていって、最後にまとめて値段を決める。」と言ったので、言われる通りにしますが、どこの店でも「買って、買って」と強く勧められます。何とか絞りに絞って4種類ほどの首飾りやブレスレットを選び、値段交渉が始まりました。

はじめは何と60ドルから始まりました。こっちは20ドルからスタートです。何回かのやりとりのあと、3種類に絞り20ドルで妥結しました。20ドルでもちょっと高いかなぁと感じたものの、「まぁ、マサイ族への寄付と思っておこうか・・・」と自分を納得させることにしました。ただ、こればかりはちょっと興ざめでした・・・。

その後ホテルに戻り昼ごはんを済まし、夕方のゲーム・ドライブまでホテルの部屋で休憩しました。16:00に再びゲーム・ドライブに出発です。この日も行き先はジョセフに任せて水牛やキリンなどの草食動物を見てホテルに戻りました。

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3日目(8/19) アンボセリに到着

<この日の教訓>

  1. アンボセリ国立公園のゲートでは車の窓を開けないこと(お土産の押し売り回避)
  2. アンボセリセレナのシャワーの水圧は低い。
  3. アンボセリセレナでは夜中の12時から朝の4時まで電気が止まるので、懐中電灯が部屋にあるか確認しよう(電池が切れていないかの確認もしよう)。
  4. 乾季でもキリマンジャロが必ず見えるとは限らない。
  5. フマキラーの電源を入れよう。

<本文>

朝食はホテルの食堂でバイキングでした。日本のホテルの朝食バイキングとほぼ同じような内容でした。

朝食終了後、出発の準備を整え、予定通り7時半にロビーへ向かいチェックアウト手続き。Intime社のジョセフが既にロビーに来ており、旅行の行程表に従って行程と各種注意事項の説明をしてくれました。

説明事項で記憶していることは下記の通りです。

  1. サファリでは車から降りないこと(降りることのできる場所もあるので、その際はドライバー兼ガイドの指示に従うこと)
  2. 通貨の交換はホテルや銀行などで行い、闇業者には手を出さないこと
  3. 買い物をするときには必ず値切ること
  4. 気になることは全てドライバー兼ガイドに相談すること
  5. 強制ではないが、ドライバー兼ガイドに5ドル~10ドル/日のチップを払って欲しいこと

8:30にホテルを出発し、一旦ジョセフのオフィスに寄り、ツアー代金の残額をカードで精算しました。カード会社への手数料(5%)が上乗せされますので、この分をどうしても節約したい方はリスクを覚悟で現金を持参なさる方法もあります。

8:45にジョセフのオフィスを出発し、一路アンボセリに向けて出発。この日はナイロビから170kmの南に位置するタンザニアとの国境の町ナマンガ(Namanga)に向かい、ナマンガから東に折れてアンボセリに向かいました。

ナマンガへ近づくに連れて潅木と草むらの景色となり、マサPict0020イ族の人が道沿いを歩いている姿や牛とヤギを追っている姿を見かけます。ナマンガへかなり近づいたころに南東の方向にてっぺんが白く見える山をニコニコママが見つけました。「白く見えるのは雪だろうけど、ガイドブックなんかで見るキリマンジャロとは随分形が違うなぁ・・・。キリマンジャロ以外に赤道直下で雪をかぶっている山なんてこの地域にあったかなぁ・・・。」とニコニコパパは思いつつ、ドライバーのジョセフに聞いてみると、「あれがキリマンジャロだよ。」と教えてくれました。山って見る方向によって随分と形が異なるものです。アンボセリ国立公園から見ると、よくガイドブックなどで目にする裾の長い台形のようなキリマンジャロに出会いました。

11:00頃にナマンガに到着し、お土産屋さんでトイレ休憩。ここのトイレは洋式でしたが、便座がなく、ニコニコママも娘達も閉口していました。

30分ほどのトイレ休憩後、タンザニアとの国境に沿うような形でアPict0032ンボセリに向けて東に進みましたが、ここからアンボセリまでの80kmはずっと砂利道です。砂利道はそれなりに整備されているので、大きなデコボコはほとんどなく、ガタゴトガタゴトと細かい間隔での振動の連続ですが、乾燥しているため自動車が通ったあとはものすごい土煙となります。

1時間走ったあと、アンボセリ国立公園の入り口のナマンガゲートに到着しました。ここでジョセフは入園料を支払いに事務所に行きましたが、「窓は開けないように」との注意を受けました。ジョセフが車を離れると、いろんなお土産を持ったマサイ族の人が「窓を開けて・・」と言ってお土産をかざして近寄ってきます。ジョセフの言いつけを守り、窓を閉めて断り続けました。隣に駐車したヨーロッパ人の家族の場合は、奥様がしょうがなく窓を開けて、首飾りを手に取りましたが、一度手にしたものは「いらない」といって返そうとしても受け取ってくれず、半ば押し付けるような形で買わされてしまうので、ジョセフの注意に家族一同納得していました。

ナマンガゲートでの手続きを済ませると、ホテルのある方向へ向Pict0042かいます。ここまで来るとキリマンジャロはガイドブックなどで見かける雄大な形になっています。乾季には干上がっているアンボセリ湖 を横切っていると、ところどころに煙のようなものが上がっているのに気づきます。ドライバーのジョセフに聞くと、「あれはつむじ風に吹き上げられた砂で、あれをPict0045『アンボセリ』と言うんだよ。アンボセリの地名はあのつむじ 風から来ているんだよ。」と教えてくれました。近くでみると、ミニ竜巻ですが、大きいものだと数十メートルの高さにもなっていました。

ホテルに近づくにつれて、ヌーやシマウマといった草食動物が目Pict0048に付くようになり、「ついにケニアに着たんだ・・・」という実感が 湧いてきます。途中、3頭のキリンが車のすぐ近くを走っているのに出会いました。

13:30頃にホテルに到着すると、ホテルの入り口にマサイ族の従業員が待ち構えてくれており、濡れタオルを渡してくれます。これで手と顔を一拭きすると、細かい砂でタオルは真っ黒になります。

チェックインの手続きを済ませ、食堂へ。この昼食も朝食とほぼ同じようなバイキング形式ですが、少しずつ調理方法や味付けの仕方などを変えています。席に着くと、まず、スープと飲み物を聞かれます。スープはたいてい2種類あります。また、飲み物は好きなものを頼むのですが、飲み物の料金はツアー料金には含まれていなかったので、後ほどチェックアウトするときにこの分の料金だけ支払うことになります。Pict0040

昼食を済まし、部屋に向かいました。アンボセリセレナの客室は写真のように赤い土壁で作られたような個室がいくつも連なっています。外見と違って内装は綺麗に整えられており、とても快適です。空調はありませんが、乾燥しているので日陰なら昼間でも十分過ごしやすいです。天井に大きな扇風機があるので、必要に応じてこの扇風機を回転させます。

フマキラーにスイッチを入れ(機器自体にスイッチはないが、コPict0119ンセントにスイッチがついている)、夕方のゲーム・ドライブまで暫し の休憩としました。

夕方4時にゲーム・ドライブに出発しました。特に「どの動物が見たい」と指定せずにガイドのジョセフに任せておきました。ジョセフはいろんな動物を見れるように運転してくれました。まずは、シマウマやヌーが目に入ってきます。ヌーやシマウマは奈良公園にいる鹿のごとく本当にたくさん至るところにいます。ところどころ飛んでいる鳥の名前もジョセフは教えてくれます。ケニア版ニワトリのようなホロホロ鳥、カンムリツル、セクレタリーバードなど、いろいろな鳥を見かけます。

湿地になっているところにジョセフが連れて行ってくれると、水牛やカバがいました。また、ゾウの親子も目の前で見ることが出来ました。

また、キリマンジャロをバックにキリン、ゾウ、シマウマなどPict0056がゆったりと草を食んでいたり歩いているいわゆる「絵になる風景」にも出会うことができます。出発前に「アフリカに行く」と会社の同僚に言ったら「動物園に行くのとはやっぱり違うんかなぁ?」との言葉が返ってきたこともありましたが、やっぱり自然のなかで走ったり草を食べていたりする動物を見るのは違うと感じました。とにかく広いし、動物の数の多さには驚かされます。

さて、この日はとても天気が良く、「夏季ってこんなもんなんだろうなぁ」と思っていましたが、アンボセリを出発する日は全体に雲が広がっており、キリマンジャロも裾野しか見えませんでした。キリマンジャロが見えるときにしっかり拝んでおきましょう。

ゲーム・ドライブにはいろいろなホテルから一斉に午後4時にスタートするので、天井の開いたジープやワゴン車がサファリの各所を走っていますが、「これは」という動物のところにはたくさんの車が終結します。

夕暮れがせまった頃にひときわたくさんの車が終結している場所に出くわしましたが、そこにはライオンがいました。ただ、アンボセリ国立公園では指定された車道を外れることは許されていないようなので、30m~40m先の草むらの手前に雄ライオンと雌ライオンが熟睡している姿を遠くから眺めるといった感じでした。ニコニコ家族全員が双眼鏡を手に取り、ライオンの寝顔を観察しました。Pict0061

その後、車はホテルの方向に向かいましたが、またも大量の車が停車しているところに出くわしました。今度はゾウの40頭ほどの軍団 です。しかも、道路の右手から左手の方向にPict0065車道を横切ろうとしています。ゾウも警戒しているのかなかなか車道を渡ろうとはせず、5分間ほど車道に近寄ったり遠ざかったりしながら、ようやく車道を渡って向こうのほうにあるいていきました。

ホテルに戻ってしばらくすると夕食が始まりました。Pict0068 この日はPict0069アフリカ料理のバイキングでした。昼間と同じようにスープの種類 と飲み物だけを指定し、あとは好きなものを取りにいきました。やっぱり肉類が多いですね。牛肉、鶏肉、羊など・・・。牛肉と羊肉の豪快なバーベキューもありました。鯛の炒め物もありましたが、魚はいつでも一品ぐらいでしたね・・・。適度に好きなものをとり、夕食を終えて部屋に戻りました。

部屋に戻る途中、星空を見ようと思いましたが、アンボセリセレナはたくさんの木が生い茂っており空が良く見える場所はなく、この日は星空鑑賞はあきらめました。

部屋に戻ってシャワーを浴びようとしましたが、シャワーの水圧が弱くて少し困りものでした。それから翌朝6:30にスタートする早朝ゲーム・ドライブに備えて21:30頃に家族全員就寝しました。

夜中にトイレに行こうとすると、なぜか部屋の電気がつきません。「おかしいなぁ・・・」と思いつつ、いろいろなスイッチを押してみるものの、うまくいきません。「あっ、そうか・・・」と、昼間に「どうして置いてあるんだろう?」と感じていた懐中電灯に手を伸ばし、懐中電灯の明かりでトイレを済ましました。

翌日ホテルの人に聞いたところ、夜中24:00から朝の4:00まで部屋の電気が切れるので、懐中電灯を用意しているのだそうです。

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